局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

クレーマー

2007-12-08 10:17:27 | 日々の生活
忙しいといいながらも 昨日の午前中ジムに行ってきた。
ボクササイズ一時間で汗を流した後でシャワーを浴びてサウナに入った。顔見知りや友人に挨拶をして座ったら サウナの中が異様にし~~ん としている。

私はああいう場所ではあえて口火を切ってしゃべる方じゃないのでそのまま奇妙な沈黙の中にいた。

その中一人の女性が出て行った。そのとたんに安心した空気が漂った。

「あ~~ いやだわね こんなに緊張するなんて」とサウナ主のおばさま。
そうだ 今の女性は 最近このジムで話題の困ったちゃんだったみたいだ。

30代後半くらいの女性。小太りでちびまるこちゃんのようなばっさりおかっぱの髪型で黙っていれば地味顔で目立たないタイプの彼女。3ヶ月ほど前からこのジムに入ってきたのだけど あちこちで問題をおこしている。
特に サウナや更衣室で周りがしゃべっているのが耐えられないらしい。入ってくるなり 「うるさいっ!」と怒鳴りつけるのである。
それにロッカールームでちょっと手があたったりするとものすごい勢いで文句を言うらしい。
いつも にこやかに挨拶する70くらいのおばさまは いきなり「なんでそんなににやにやできるのよ」といきなり言われたそうだ。(余計なお世話です)
カーテンのある個室中でシャワーを浴びていたら、いきなりカーテンを開けられて早くしてよと怒鳴られることもあるらしい。(他のところにも個室のシャワーはあるのに・・・)
スタジオでバレエエクササイズに出ているらしいが 順番は守らないし インストラクターに 自分ができないのはあんたの教え方が悪いと言った逸話もあるらしい。
もちろんそんな人は初めてだし、言われるほうは上品なおばさまが多いから びっくりしてたじろいでしまう。
一人気の強いおばさまが サウナで怒鳴られた際に「そんな言い方はないでしょう あなたも真っ裸で入らないで前くらい隠しなさい」 と 果敢に注意したらしいが(笑)聞く耳をもたなかったらしい。そう、サウナでは普通バスタオルくらい巻きつけると思うが 彼女は小さいタオルだけもってきて 真っ裸(かなりのデブ)それで直接床に座って体中ふきまくる。
それに 汚い話だけど みんなと共有する脱衣所のボックスに使用済みナプキンがついたままのズロース(巣鴨で買ったのけ?って感じの下着)を裏返しに脱いだままおきっぱなす。(見た時は目を疑ってしまった)

常識がないとか 羞恥心がないとかという域を超えているので、最初はかなり怒っていた周りのおばさんも、最近はちょっとおかしいと思うようになったようだ。
病名は出せないが どこか情緒的、発達的な障害があるんだと思う。
言葉や気持ちが通じるなら注意もするが 通じない人にしてもしょうがないから こちらが耐えるしかない。ただ、言われっぱなしだと口惜しいから 言われたことが尾ひれをつけたウワサとなってジム中駆け巡る。

ストレス解消に楽しくあるべき空間に変な緊張感が漂うのってなんだかいやだわね。

彼女はもちろん独身だろうし、友達もいないだろう。仕事もなさそうである。
仮に本当に障害があったとしたら、あの年になるまで自分自身も辛い人生だっただろうと想像される。
バレエにかかさず出ているらしいので、彼女もああいったバレリーナの美しさ、舞台の華麗さにあこがれる部分はあるんだろうな。ままならないながら・・・

別に「かわいそう」なんて綺麗事は言いませんよ。
ただ、親とか周りとか ああなるまでにもうちょっと手をうてなかったのかな とは思うけど。

帰る時、彼女はフロントにガンガン文句を言っていた。
駐車券をもらうので近くに居たので耳にしたのだけど 「フロントのロッカーの鍵の渡し方が悪いから 隣に人がきてしまうのが嫌だ」 とのこと
ジム側もなるべく使用するロッカーを散らすようにしてキーを配分しているが混んでる時はしょうがないじゃないか・・・
別に来る者は拒めないジム側も大変だわね。

まあ ジムで時折遭遇するくらいならまだ耐えられるけど、近所にでも引っ越してこられたら、生活全般に支障をきたすだろうなと思った。
コメント (2)
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