沖縄では、歴史的に豚を大事に食す習慣があります。第二次世界大戦で、激戦場となり、島民の3人に1人が亡くなったと言われる島で、豚の姿も消えた終戦後に。ハワイの日系人が、豚を贈ってくれて、今の暮らしに繋がっていると、聞きました。
豚の頭部、臓物も活かしきる島料理。臓物=中身を使うから、なかみー汁と呼ぶと、初めて聞いた時は、のけぞりました!(笑)
▪️なかみー汁:郷土料理としては豚ホルモン、鰹節出汁でやるのです。
[材料]
牛豚ホルモン、炒め用下処理済みのもの 150g
○鰹節出汁 800ml
○日本酒 半カップ、塩 小さじ1
○玉葱 半個
○生姜 3cm厚
○種をぬいた鷹の爪 1本
生木耳 2枚
豆もやし 一袋
醤油、胡麻油
[作る]
1)下処理済みの市販のホルモンは、熱湯に塩ひとつまみを入れた鍋にて、一煮立ち。茹でこぼして、よく洗い、食べよく切り分ける。ざるに取る。
2)玉葱は、半割りして薄切りする。生姜は、細い千切りにする。生木耳は、食べ良い短冊きりにする。
3)ゆでこぼしたホルモン(1)と、○の材料を、深鍋にいれ、最初に沸騰させ、アクを引く。火を中火より弱めにして、クツクツ煮込む。玉葱がトロトロになる、目安で。
4)鷹の爪を除いてから、生木耳を加え加熱後、味を見て、醤油で加減する。胡麻油をひと回し、加える。
5)豆もやしは、シャクシャク感を残し、火を入れる。
玉葱由来の甘味、ホルモンの甘味、鷹の爪のピリッと、もやしの食感を味わってください。
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