喜寿をむかえた男の遊々生活!

喜寿を迎えた老人の日々を日記に・・・

タコ釣り不調?自然の崩壊?釣りの予定がキャンセルに・・・

2020-12-07 15:20:55 | 日記
 先月 11月には 播磨町本庄から出船している
”釣り船かどの”さんへタコ釣りを月・金と乗船出来る
よう予約を入れていましたが 船長の奥さんから
電話が有り「増田さん。申し訳ないのですが予約を
頂いているタコ釣りは 不調なので今年は出ません。
他の釣り物に変更しますので よろしければネット
で変更を見て頂いて来ていただけますか?」との
電話が有りました。

 瀬戸内海では昨年からだったか?タコが減少
気味なので禁漁区を設ける。との話は聞いて
居りました。
禁漁区と言っても広い海ですからGPSかで
判断するのでしょう。
 ここ数年前からイカナゴも不漁、タコも不漁と
聞いています。
イカナゴなどは川の上流での汚水処理などの影響
からか栄養分が流れて来なくなったと聞きます。

 海だけでなく 私たちが住むところは 加古川
上流の 近場では杉原川が流れています。
ですが年々川魚が減り、漁業組合がアユの稚魚
などを放流しているそうですが、アユも獲れなく
なりました。
 
 原因として考えられるのは2点。水質浄化と
川鵜の増殖。
何処の地域も同様と思うのですが、田舎でも
上下水工事が完備し、都会のように民家が
少ない所では集落排水と言い、ある程度の
単位で合併浄化槽が設けられました。
 浄化槽を引くのに大変な費用が掛かるところ、
例えば山奥に一軒家などは個別浄化槽を使い
ますが、滅菌するためか?分解するのに
必用なのか?バクテリア汚泥法とか言って
バクテリアを使用するそうです。

杉原川の上流である中区加美町が全町、各
家庭に下水道を引き込んだのが 平成の
初め頃、その後 川の水は綺麗になったと
言いましたが、それ以来 アユは遡上しなく
なり、アユは成長すると岩に着いた苔を
食むのですが、水質の異変からか?
岩や石の表面は アユが好む苔などは
付かなくなりました。
 
 また白ハエ(学名オイカワ)イダ(学名
ウグイ)ウナギなども居なくなりました。
今 川に生存しているのは 鮒や鯉、そして
外来魚のブラックバスなど、

毎年 冬になると近場にも沢山白ハエは
居たのですが、水の綺麗な 千種川や 
大きさや数を求めて揖保川や 岡山の
旭川まで遠征したものです。
ところが どの川も釣れなくなった。

 もうかれこれ20年も前になるでしょう。
前の年までよく釣れていたので、正月間に
再度千種川へ白ハエ釣りに行きました。
前回 爆釣したので同じように沢山釣れると
思い竿を出したのですが、蒔絵をして30分
1時間しても釣れない。通りかかる人が
声を掛けてきました。地元の人でしょう。
堤防の上から「オーイ 釣れるか?」と
問うてきます。「いや~全然」と答え
ると「そやろ、暮れから川鵜が入って
食べつくして行った」。と聞きました。

 何処の川も釣れなくなりました。
水質浄化と川鵜の繁殖によって すっかり
川はダメになりました。
今朝も何時もの通り、陽が上り始め 日差しが
暖かくなり始めたころ、中区方面へウオー
キング
 森本橋付近で浅瀬の川底を見ました。
数年前なら この寒い時期でも浅瀬の
川底の石の周りには 銀色の色を放つ
かのように魚が腹を返していましたが、
数えるほどの箇所で白い腹を返している
のが見えただけ、 推察するところ、
小さいメダカくらいの魚の様でした。
少し深い川の付近の水面から出ている
石の上には あの憎らしい川鵜が数羽
休んでいました。

 昔、川鵜は琵琶湖などで繁殖して
いたかに聞きます。
そして増殖を警戒して 猟友会などで
川鵜を増えない様に調整していたようです。

 その後、動物愛護団体か?その様な
団体から異議を唱えてきたのでしょう。
それ以来 川鵜は増え続け、川岸の
竹藪などは一時期 川鵜のねぐらに
なり、鵜の白い分で 竹笹が真っ白に
なっていた時が有ります。

 30年以上前には山には秋 松茸が
笹百合が咲き乱れ桔梗の花も当然私の
家の裏山は赤松林。
陽当たりは悪かったが空気が綺麗でした。
それが2~30年前からの松食い虫で
松枯れが起き 裏山は雑木林に・・・

  前面道路は県道から国道となり、
朝晩は通勤での車の列が絶え間ないほど。
余りの混雑にバイパスが付けられましたが
少し距離が遠くなるのか?
一向にバイパスが付いたから車の通行量が
減ったとは思えません。

川にはうなぎやナマズ、アユや白ハエ
などが・・・10年ほど前にはタコ釣り
など3桁釣りもできていたのに・・・
今年の秋の釣果をネットで見ると 
1船に0~20杯と散々な有様。

 他にも釣り物が有るのでと思い
先日は太刀魚釣りに行きましたが、
数は釣れても 大きさは70センチ
80センチ 指幅なら3~4本。
食べる所がない。

 まぁタコの減少は気候変動も
有るかもしれないが、最近のタコ釣りは
疑似餌が主流で 猫も杓子もタコ釣りに
はまるようになった。
遊漁船は土日平日も満員で少なくても
30隻は出ているでしょう。仮に1船20人
なら600人。
平均30杯として18,000杯。
これとは別にプロの漁師による底引き
そしてタコ壺、
そりゃ いくら禁漁区を設けたと
言っても タコに漁区、禁漁区の区別は
広い海に壁で区切られず、広い海を自由に
徘徊するタコは災難。居なくなるはず。
ついついボヤキが長くなりました。

杉原川 中区 森本付近にて



 

ゴルフボールが飛ばない理由?

2020-11-27 11:39:43 | 日記
 先週の日曜日、ゴルフ友達の誘いで 多可町
牧野の妙見富士CCへ行きました。
近頃 腰痛も相まって 打つのに力が入らず
ドライバーの飛距離は180m若しくは200m
”こんな筈では無かった。若い頃は240m
250m飛んでいたのに・・・と ぼやく事
しきり、 まぁ私は76歳 歳と言えば歳、
私より3歳下の連れも 私と同距離しか出ません。

 もう一人は 元刑事と言うだけあって体格も
よく 私より15歳下 62歳の男性。
飛距離は 270mから280mは軽く出ます。
 150mなど9番アイアンで届くのですから
ヘッドスピード50は有るでしょう。

 さてこのゴルフ場、アウトの5番のショートホール
そしてインの17番ホールの周りには 紅葉が綺麗に
色づいています。

17番ホールのティグランド脇の紅葉。

 このホールへ来て思い出すのは私より7歳年配の
O氏、この方 糖尿が酷いのですが、ゴルフの
腕前はシングル、もう5年以上前だったか?
暑い夏の日でした。「マッサン。ゴルフ連れに
して欲しい」。と言われるので ご一緒しました。
17番ホール 最後の2ホールとなった時
「マッサン。わし此処でリタイヤするわ。フロント
に知らせて欲しい」。と言われ カートに供え
付けの無線でフロントへ、私は残りホールを終え
フロントに聞くと、「救急車を呼んだが、追い返し
タクシーで帰られた」。と聞き、吃驚。

 実はその前にも八千代区の滝野カントリーで
同様の事が有り、日赤病院へに入院されました。
その様な事もあり、心配してたのですが・・・

 その年の暮れ 自宅で倒れて市民病院へ
運ばれたとの事。ところが医師が「入院しなければ
ならない」。と言われたのに、またまたタクシーを
呼んで帰宅され、正月明けに再度倒れられた
様ですが、医師が怒り、まぁ 既に遅かったのか?
身体不全になられ 介護施設は入り、寝たきり
状態に・・・
 その後 3年ほどして亡くなられましたが、
もっと自分の体を大事にしていれば・・・と
このホールに差し掛かると 思う次第。

 さてゴルフ場の紅葉も綺麗でしたが、自宅の
裏山の紅葉も綺麗に色づきました。

綺麗に色づいた自宅裏の紅葉。

それを見ながら 一度ヘッドスピードを調べて
見ようと昔買っていた アメリカ製のヘッド
スピードを量る スティックを出してきて
振ると 何とメーターは35m/毎秒しか
出ません。 実はヘッドスピードに60を掛けた
ものがドライバーの飛距離、精々飛んで
200mが精いっぱい。
”あぁ~ 女子よりも劣るようになったのか”と
でもまぁこの歳になってもゴルフが出来るだけ
感謝と気持ちを切り替えるようにしています。




季節の移ろいの早い事。

2020-11-14 11:53:39 | 日記
  今年も残すところ 40日余り 1年は
アッという間に過ぎていきます。
毎日ウォーキングを心がけていますが この
寒い時期、早朝は避けて 9時頃に自宅を
出て 近くの曽我井山へ登ります。
木々は色づき あの暑かった今年の夏を
忘れさせてくれます。

R427号線に沿っての歩道から中区方面を望む。

 逆さま池の南側の池のほとりにはシラサギが
一羽 獲物を待ち続けているのか 倒木に
とまっています。

池の倒木に佇むシラサギ

 以前にも投稿した際 紹介したと思い
ますが、もう15年か?前にはNTTの
電波中継塔が頂上にそびえていました。

 途中曲がり角に 古い鉄梯子が有ります。
何の為に付けられたのか解りませんが、
この鉄梯子を見るたびに 息子二人が幼い頃
この鉄梯子を お揃いのタイガースの
ユニホームを着て 虫籠を背中に背負って
居た姿を思い出し、また愛犬を散歩に幾度と
なく連れて来た事を思い出させてくれます。
子供は未だ小学校3年と6年生 その子供は
もう50歳近くなり、愛犬は平成22年に14歳で
亡くなったので もう10年経つのかな?
感慨に耽ります。

山道に付けられた錆びついた鉄梯子

 急峻では有りませんが、九十九折になって
いてやはり坂道はきつい。
山伏などが唱える”慚愧懺悔六根清浄”を声を
出して登り、頂上では腰痛に四股を踏むと好いと
聞き四股を20回踏み、下山は歌を口ずさみながら
降りていきます。



遊びに畑仕事に何かと忙しい毎日

2020-11-09 10:11:29 | 日記
 さて、小学校の用務員仕事も交代要員が出来て
9月で退任してから40日余り、あの暑い最中での
毎日の草刈りに追われていたのが嘘のようです。

 その後の私は仕事を辞めてからは自分の趣味
に没頭。
先日も明石へ太刀魚釣りに行ってきました。
夜中の2時に起床、コーヒーを飲み、眠気を
覚まして、軽トラに釣り道具を積み込み、一路
加古郡播磨町本庄へと向かいます。

 太刀魚釣りはこれで今年2回目、先日は
8匹と貧果だったので 今回こそは・・・と
頑張りました。その甲斐があってか29匹と言う
好釣果。しかし、ドラゴン級は居ないという
不満が募りますが・・・ 

陸へ上がって 釣り船かどのさん宣伝に一役。

 仕事を辞めると少し 余裕ができると
思っていましたが、貧乏性か ジッとして
居られず、所有している土地の草引きにや
畑仕事に没頭。

 朝は6時に起床、ラジオ体操を行い、先日まで
直ぐにウオーキングをしていましたが、寒く
なったので、朝食後に歩きます。
朝日を浴びながら近くの山へ登るのですが
これがまた気持ちが好い。

山道の周りの木々の葉っぱも色づきました。

 自宅裏山には自生した紅葉が1本有りますが
年々大きくなり20年くらい前には背丈だった
紅葉は5m程の高さになりました。
秋になると紅葉で楽しませてくれます。

裏山の紅葉。

 さて このように充実した毎日ですが、来年に
なると満77歳 立派なお爺さんです。

 今年は大きな病気も見つかりました。しかし
先日の経過診察では 血管の太さも依然と変わって
居ないとか?
”半年ごとに様子を見よう”との医師の言葉に
”手術で治るものなら早く”とも思い、”いや
何歳まで生きられるか知れないができれば
このまま最後まで”との思いもあり複雑です。

久々の投稿です。

2020-10-12 10:38:51 | 日記
 前回の投稿は8月22日。9月は投稿ゼロ、今日は
12日なので 約1か月半ぶりのです。

 用務員を務めるに当たり、”当初の75歳を超える。
若しくは3年内しか勤められない。”と言う事は
派遣元から聞いていたのですが、約束の3月期限に
なっても、交代要員が居ないとの話で
”あと1年頑張るか”と思い、真夏の炎天下で草刈りの
毎日。
そんなある日、突然”交代要員が現れたので・・・”
との事で 8月28日を最後に 3年5カ月勤めた学校の
用務員を辞めることになりました。
最期の日には 形式的に花束贈呈。寄せ書きなどを
頂戴しましたが、・・・
本年度 新しく赴任された先生方 コロナの影響で
 マスクを付け、素顔を見る事が少なく、顔と名前が
一致せず お礼の言葉は述べましたが・・・

職員の方々から貰った寄せ書き。

 さて その後の私は変わりなく、朝は5時過ぎには
起床、トレッキングポールを持っての約1時間掛けて
のウオーキング、帰宅してラジオ体操を行って
私の1日は始まります。

何時もの杉原川堤防沿い散歩道

 2階の4畳半の子供部屋も畳が古くなり、壁も埃ぽく
なったので 7月頃から 壁は珪藻土を塗り、
畳は小さく刻んで 藁を畑に入れたりして処分
そして断熱材を敷き、フローリングをホームセンター
で買い、何とか1部屋が済んだのが9月の終わりでした。
涼しくなり、妻の部屋も治したいのですが、何分物が
多く、リフォームが終えた隣の4畳半へ運ぶにも大変。
未だ手付かずのままです。

 9月に入り やっと涼しくなった先月末、久々に
明石へ船釣りに行きました。
狙うは太刀魚。4時半頃に現地に着いたのですが、
既に13台の車が駐車場に・・・私は14台目、
その後も 6台の車が入ってきました。

 5時になり船長の奥さんが1番に乗り付けた
車から順に席を決めて行きます。
私は右舷の7を選びました。(選ぶと言っても
余り好い場所は残っていない。)
それが終わると 受付小屋へ行き、お金を
支払います。
 餌のイワシの冷凍物を買い、乗船代とで
〆て7800円を支払い、船に乗り込みます。

 船は5時半に出航。 明石海峡大橋を抜け
淡路の岩屋の観音像を右に見て船を走らせる
事、約1時間30分。

右手に見える淡路島。

 船は洲本沖まで走らせます。現場へ着くと
多くの船がひしめいています。

多くの遊漁船。

 7時半頃、船は速度を落としいよいよ仕掛けを
落とします。
船長の「推進80m、棚は70m~60m探って」との
指図に従い 一斉に仕掛けを投入。
仕掛けはテンヤ釣りと言い、40号の重さの魚の
形で尻に引っかける針が2本着いた物。
これにイワシなりサンマを付け、細い針金で
巻き付けて アクションを付けて太刀魚を
誘い、イワシに喰いついてきたのを見計らい
針に引っかける いわゆる”合わせる”と言う
作業が必要なのですが、 初心者にはこれが
難しい。
 太刀魚も学習能力が有るのか?
明石海峡での釣りは流し釣り、日本海の様に
掛り釣りと言って、ポイントを見つけると
船のアンカーを降ろし 長時間同じ場所で
ゆっくり釣れますが、瀬戸内海では潮の流れ
が早く 掛かり釣りは出来ません。

 1日何回も船長の”仕掛けを上げて”で
仕掛けを上げ、しばらく潮上に走らせ
再度”やってよ”の合図で一斉に釣る。
これの繰り返しで、7時半に竿を出して
12時で終わるにしろ、釣っている時間は
正味3時間程度。
要領が悪ければ 釣果は出ません。

 まぁ私の場合 今回の釣果は8匹でした
が、陸に上がり、写真を撮っている人を
見ると多い人は14~5匹釣っていました。
黙って車に道具を仕舞い、している人は
多分1匹か2匹でしょう。

 やはり船の艫なり舳先の先端が有利と
思いました。