２０２４ G1 安田記念 予想！

東京G1、5連戦、最終戦、「安田記念」

今年は、香港から、2頭の刺客がやってきました。どちらも、日本馬よりもレイティングは上の格上馬。日本馬が、地の利を生かして勝利するのか？

この時期ならではの、「馬場問題」もありますし、今年も難解なレースになりました。

今年は、前述の「馬場」問題ですが、土曜日のこの時点では、まだ、雨は降っていないんですよね・・。

ただ、明日は、朝から、おそらく東京競馬場では雨がふっている「はず」なので、パンパンの良馬場では競馬を行われない「はず」なので、「やや重～重」想定での予想にしたいと思います。

もし、「良馬場」での競馬になっていれば、ここの印の馬とは違う馬を買う可能性もあるので、ご了承ください。

とりあえず「虎の巻」を参考にしてみたいとは思いますが、おそらく、今年は、あまり、参考にはならないかなぁ・・。ということで、今年は、枠、展開、調教、前哨戦も参考に馬を絞ってみました。

まず、消した馬は、「カテドラル、ジオグリフ、ドーブネ、エアロロノア、パラレルヴィジョン、ウインカーネリアン、フィアスプライド、コレペティトール」の８頭。パラレルヴィジョンは、ルメール騎手騎乗で怖いですが、前走騎乗したフィアスプライドよりも、こっちが勝負になると踏んでの騎乗とは言え、これは国枝厩舎との関係上仕方なく、今回はこの馬に乗っているということだと判断して消しです。

まだ、数頭消していきます。「京王杯SC組」の「レッドモンレーヴ、ダノンスコーピオン」も消しです。良馬場なら、この２頭、かなり重たい印を打つつもりでした。近年、このレースをステップに本番を迎えた馬は、馬券になっていませんでしたが、今年は、良馬場なら、面白いと思っていたのですが、おそらく、パンパンの良馬場でのレースにはならないでしょうから、思い切って「消し」の判断です。

続いて、「エルトンバローズ」この馬、穴馬で狙っていたのですが、こちらも馬場が渋ったら、厳しいと判断。血統的にディープブリランテ産駒なので、パワー型で雨の方がパフォーマンスがあがりそうですが、おそらく、この馬は重たい馬場は向いていません。ということで、「消し」です。

そして最後に、「ナミュール」を消します。G1実績、この中でも、実力は上位の馬ですし、東京コースでの勝ち鞍もありますが、本来、この馬は、平坦の速い時計のレースが向いていると思うんですよね・・。G3クラスとかなら、勝ち切れると思うのですが、雨の重たい馬場であの末脚を繰り出せるパワーは牝馬ですし、今年の馬場では厳しいと判断。あと、この馬に武騎手は合っていない気もしています・・。やはり、この馬にはしっかり追える剛腕の外国人があっているような気も。先約ということもあったかもしれませんが、モレイラ騎手がソウルラッシュに騎乗している点で、やはり、こっちより、ソウルラッシュの方が、チャンスありとみたと思います。モレイラ騎手もあと１勝、G１勝たないと、短期免許更新できませんからね。
香港馬以外の馬には負けられない気持ちで騎乗すると思うんですよね・・。

ということで、残ったのは、「ガイアフォース、ロマンティックウォーリアー、ソウルラッシュ、ステラヴェローチェ、ヴォイッジバブル、セリフォス」の６頭です。

印はこんな感じ。

◎１０ソウルラッシュ

○１５ヴォイッジバブル

▲７ロマンティックウォーリアー

△１３ステラヴェローチェ

×２ガイアフォース

☆１７セリフォス

です。

６番手セリフォス・・昨年２着も、鞍上レーン騎手の好騎乗。枠も内枠で好位をとれ、前目からスパートできたので馬券になったと思ったんですよね・・反って今年は、川田騎手に乗り替わりで、８枠、１７番。本来、気性のいい馬ではないし前に壁がないと掛かって行きそうだし、この馬はパンパンの良馬場の方がよさそうなタイプ。追切もあまり良く見えなかったし、リピーターはこのレース相性がいいが、残っている馬の中では、一番適性が低そうなので、６番手。

５番手ガイアフォース・・良馬場ならもう少し重たい印を打つつもりだったが、この馬も、ダートはこなしているが、本来は、速い時計勝負向きだと思われる。スタミナはあるし、先行して粘り込むことも可能だし、昨年のような末脚もある。結果、４，５着のような気もするが、昨年の１，３着はは不在で、昨年４着のこの馬の出番もあるはず。ただ雨で内が悪くなる可能性もあるし、骨折後の休み明けも考慮して、５番手まで。

４番手ステラヴェローチェ・・週頭には買うつもりもなかったこの馬。ただ、調教、枠、馬場を考慮して、穴馬として急浮上。しかも先週、ダービーを制した横山典弘騎手が２歳以来の騎乗。今日、鳴尾記念で同級生ヨーホーレイクが復活の勝利。同じ世代でこの馬も、クラシックで鎬を削り、同じく故障から復活したライバルの走りが発奮材料になるかわからないが、大阪杯のゴール前の脚は全盛期の勢いを感じさせる動きだった。２歳戦とは言え、不良馬場の東京マイルを圧勝した実績もあり、今年のメンバーなら馬券になりそうだし、期待を込めて４番手。

３番手ロマンティックウォーリアー・・香港馬の大将格のこの馬を３番手。香港マイルにはゴールデンシックスティという怪物がいたためマイルでの実績はないが、現役の２０００ｍではイクイノックスくらい強いと思われるこの馬。良馬場なら、思い切って消しのジャッジまで考えていたが、おそらく、パンパンの良馬場にならなさそうだし、パワーが問われるレースになれば、マイル戦でも、まぁ、日本馬はこの馬には勝てないだろう。ただ、この馬、次走、「宝塚記念」にも登録しているという話もあり、実は、そちらが本番なのでは？と考えている。今年は「京都競馬場」での開催ということだし、日本の非根幹距離は外国馬にとってフィットする距離でもあるので、ここが叩き台ということも含めて３番手評価。

２番手ヴォイッジバブル‥香港馬なら、こっちがこのレースの本命。マイル適性は、ロマンティックウォーリアーよりありそうだし、外枠を引けたのも運がある。高速馬場にならなければ、香港馬の方が、レイティングも上だし、今年の日本馬のレベルなら一蹴されてもおかしくない。人気はロマンティックウォーリアーに吸ってもらって、こっちで勝負をチーム香港が考えている可能性もあるので、両馬とも高評価しておいた方が良さそう。馬連まで考えて２番手。

本命はソウルラッシュ。パンパンの良馬場ならナミュールと逆の評価にする予定だったこの馬を本命。前述だがモレイラ騎手はあと１勝G1を勝たないと来年の短期免許が貰えないという事情もあり、何が何でも勝ちに来るはず。マジックマンの本領発揮してくれるはず。馬も、調教は抜群に見えたし、明日、雨が降って馬場が悪化すればするほど、この馬にとっては有利になるはず。過去２走、安田記念では凡走も、１昨年は、明らかに騎手の乗りヘグリ、昨年は、速すぎる時計に対応できなかったということだろうし、明日、時計が速くならなければ、この馬が勝ち切る可能性は高いと判断。１分３２秒台決着なら馬券内は固いと判断して本命です。これより速い時計だったり、全く、伸びなかったら結果、左回りが苦手だったと諦めます。

◎○▲△の馬連、◎○▲△×の３連複ボックス、◎○▲△×☆の３連複、万馬券のみ抑えます。