都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
熊本被災地支援で遊びの広場@イオンモール。ボーイスカウトや小児科医らと開催。
熊本地震支援活動のご報告です。
県内のショッピングモールで「おもちゃの広場」活動を実施しました。
会場となったのは、熊本駅から30分ほどのイオンモール宇城店。
地震の影響で1FのみOPENしていましたが、ようやく2Fの店舗も一部開店しはじめたばかりのモールです。
会場設営前の様子
休憩スペースがプレイコーナーに変身
会場には、おもちゃコンサルタントらによる「おもちゃの広場」コーナーのほか、ボーイスカウト熊本県連盟の方たちによるクラフトコーナーで遊ぶこともできます。
また、小児科医や看護師も常時おり、気軽に発達相談も行えるようになっています。
この企画は、一昨年より、相馬市内の病院で一緒に活動を行っている「子どもの心と身体の成長支援ネットワーク」さんのお声がけで開催に至りました。
滞在時間も長く、終始にぎわっていました。
2日間で600名近い親子が遊んでいかれ、アンケートからは、
「子どもが夢中になっていて、木のおもちゃや手作りおもちゃのあたたかみを感じられました」
「積み上げてこわすことが楽しそうでした」
「こういった活動の中でお母さんがいろんな相談を無料で気軽にできるのはいいと思います」
「子どもが夢中で遊び、自分で遊び方を考えたり、スタッフの方もその遊びに同調した遊びを展開してくれたことが良かったです」
「地震で保育園で被災し、たくさんのもちゃで遊ぶ機会が少なかったので、気分転換になった」
といった声が届いています。
今後は、県内のおもちゃコンサルタントらにつなぎ、8月にはユニットハウスなどで広場が開催されていく予定です。
遊びを通じて子どもたちの心に安心が届けられるよう、今後も心のケア活動を行っていきます。
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■企画実施概要
「おやこあそびのひろば」
日時:2016年7月9日から10日、10から16時
会場:イオンモール宇城(熊本県)
主催:子どもの心と身体の成長支援ネットワーク
共催:東京おもちゃ美術館/認定NPO法人日本グッド・トイ委員会
協力:一般社団法人ボーイスカウト熊本県連盟、ほっと一息カフェプロジェクト、NPO法人宮崎文化本舗、イオンモール宇城店、イオンモール株式会社、イオントップバリュ株式会社
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スタッフ ココロン