tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

受動喫煙対策法で路上喫煙が増加したら元も子もない

2017-05-22 13:38:37 | 物申す
受動喫煙対策法はぜひ進めるべきだと思う。

しかし気がかりなのは、飲食店を原則禁煙とすることだ。
(30平米以下のバーやスナックは規制の例外にする、という話もある)。

これでは絶対に、「店の外で一服する」という客が続出するに違いないからだ。
その店に用はないのに、その店の前の路上を通るたびに煙を吸わされては、かえって迷惑だ。
法の施行と同時に、路上喫煙がしっかり取り締まられるようにならない限り、
喫煙者と非喫煙者のトラブルは、むしろ増えてしまうかも知れない。
(厳密な意味での「路上」に限らない。
路上に隣接する「敷地内」で喫煙されても、煙は路上にまで漂ってくる)

ならば、飲食店はすべてを禁煙にする必要はないのではないかと思う。

喫煙可能な店であることを入口に明示してもらえば、タバコ嫌いは近づかない。
そして一方で、「禁煙を明示する居酒屋」にもどんどん出てきてほしい。
両者がしっかり住み分けされるようになれば、それで充分ではないかとも思える。

ともかく、この法の施行で「路上喫煙が増加」するような事態にはさせないでほしい。
それでは元も子もない。

それから、「タバコ屋の店頭には灰皿を出して喫煙所としてよい」といったい誰が決めたのか?
あの灰皿(もっぱらJTから支給されているようだが)も、厳格に撤去させるべきだろう。