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映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説

2019年09月11日 | 映画
映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説
を観ました。


交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった
ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。
「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」
と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。
トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。
そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。
「私、カズマさんの子供が欲しい!」
事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、滅亡の危機に瀕しているという。
里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?
カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?


金崎貴臣監督です。

全く知らない作品で前情報もなく観に行きました。
常々言うようにオタク向けっぽいアニメはアレルギーなのでこれはポスターの時点でかなり苦手な予感でした。
本来はスルー予定でしたが時間があったのでついでに見てみました。
そしたら予想外に面白かったです。

思った以上に本格的なコメディ映画でかなりのボケボケっぷりです。

童顔でコスプレみたいな格好で(本来逆ですが)不自然な巨乳で。
大いに苦手なのですがそこを思いっきり下ネタでいじってる時点で素晴らしい開き直りを感じさせる作品でした。
ひょっとしたら僕のようにこの手のオタク系苦手な人が作ってたりするのかも、なんて思ってしまいました。

行ききったコミカルテイストで非常に短いチャプターで見せてくるので見やすさはなかなかでした。
4コマ漫画をアニメにしたかのようでした。
ぱふぱふ状態でしゃべる主人公が一言ごとに匂いを嗅ぐ音を差し込んでくるセンス。
壁の向こうに閉じ込められた敵が必死に喋ってるのを凄い勢いで無視するセンス。
色々諸々勉強になるほどでした。

クライマックスの展開や発想力もいい感じでした。
登場人物みんなが活躍して誰かの明確な能力が決定打になるわけではなく、みんなの些細な能力を組み合わせて敵を倒す感じで。
とかく主人公の能力は一番役立たずな感じでしたが、作戦立てとリーダーシップがちゃんと主役でした。

毛嫌いせずに色々見てみるものです。


そんなわけで7点。

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