メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

PとJK

2017年03月31日 | 映画
PとJK
を観ました。


女子高生(JK)で恋愛初心者のは、ある日、警察官(Police)の功太と出会う。
カコは男らしい功太に惹かれ、ふたりの恋愛がスタートするかに思えたが、功太はカコが実は女子高生だと知り、
功太は職務上、女子高生と軽々しく付き合うことはできない。そこで功太はいきなり「結婚しよう」とプロポーズ!!
突然のことにカコはビックリしたが、 うれしくて功太との結婚を決める。そしてふたりの内緒の結婚生活が始まった。
楽しくてラブラブな新婚生活を夢見るカコは、大人な功太にドキドキさせられっぱなし。
しかし、警察官と女子高生という立場の違いから、 気持ちのすれ違いも出てきてしまう…。そんな中、2人を巻き込む大事件が発生!
果たしてふたりは、困難を乗り越え、本当の幸せを掴むことができるのか?


廣木隆一監督です。
結構高評価してきた監督です。

警察と女子高生が結婚してしまうなかなか飛んだ設定です。
女子高生と言っても16歳ですからね、最近はこういう年の差カップルな胸キュンが流行りなのでしょうか?
自分も若い女の子が好きなのでこんな流行りに乗りたいものです。

出会いは合コンパーティというあまりロマンティックではないものでした。
そこからは結構強引と言うか、この手の青春恋愛モノでは珍しく普通に口説いていました。
ただ相手が年齢を誤魔化していたことから独特な展開へと流れて行きます。
不良から助けようとして怪我させて、真剣に付き合うために結婚という選択肢です。
確かに法律上問題は無いのでいいはずなのですが、やはりなかなかの違和感です。

ただ女子高生との新婚生活は最高にハッピーな感じですね。
それを隠して居るのも胸キュン要素としてはポイント高いですね。

この映画は正直さほど良くは無いですが、音楽が良いです。
フリッパーズ・ギターの曲が使われてて一気にテンション上がりました。
バックでうっすら流すとかじゃ無くてフルコーラスでがっつりMVみたいに使ってました。
しかも2曲も。
UNISON SQUARE GARDENのシュガーソングとビターステップも、
吹奏楽部バージョンでカッコよくパフォーマンスしてるシーンがありテンション上がりました。
もう吹奏楽部の演目になるくらいの曲なのですね。
確かに凄い名曲だとは思います。

エンディングも最近の流行り的にミュージカル調でなかなかのハッピーでした。

ストーリー展開はまんま警察と女子高生が結婚したらこうなるであろう、
なそのままの困難を描いています。
何一つ驚く要素や意外性の要素もありません。

不良たちがいい感じで事件を起こしてくれますがめちゃくちゃショボいタイプのやつです。
戦隊モノに出てくる不良くらいのクオリティです。
それに対抗する主人公たちの設定もなかなか酷いです。

主役の土屋太鳳は流石に素晴らしい存在感と可愛さですね。
ルックスは好みじゃないですが非常に好感度高いです。
天真爛漫で陽気で恋に恋してる感じはキラキラしていてみんなが応援したくなるでしょう。
この作品の魅力はこの子の演技力が殆どでしょう。

相手の亀梨和也は正直ピンと来たことが殆ど無い役者ですが、今作でもピンと来ませんね。
ルックスもそこまでイケメンな感じもしないですし、演技もいつもながら演技してる感が強すぎでした。
土屋太鳳のナチュラル感に比べて不自然な熱血でどうも違和感でした。
何年も言い続けていますが阿部サダヲと区別がつかなくなっています。

ライバル的な高杉真宙はなかなか良かったですね。
ルックスもいいしいい感じの役者オーラを放っていたので今後の活躍が期待されます。

玉城ティナも最近非常に良く見かけますね、しかも色んな役をやっていていい感じです。
何よりオシャレ感があっていいです。

ジャニーズ映画なので西畑大吾が分かり易くアサインされてますが、
それを抜きにしてもなかなかいいルックスといい演技でした。

自分の青春な村上淳はもうすっかりおじさん俳優になりましたね。
若い頃は絵に描いたようなハイセンス系だった印象ですが。
いい感じのキャリアだとは思います。

作品は少々しんどい部分もありましたが、見易さと音楽の良さは印象的でした。
土屋太鳳はスーパーな女優ですね。


そんなわけで6点。

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