メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ビッグ・アイズ

2015年01月26日 | 映画
ビッグ・アイズ を観た。

アンディ・ウォーホルでさえその魅力を認め、60年代アメリカで一大ブームを巻き起こした、絵画<ビッグ・アイズ>シリーズ。
作家のウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)は一躍、時の人となる。
しかし・・・。
その絵画は1枚残らず、口下手で内気な彼の妻、マーガレット(エイミー・アダムス)が描いたものだった!
富と名声を手に入れた夫はセレブたちとハデに遊び歩き、妻は1日16時間、絵を描き続けた。
そして10年・・・。
心の内をすべて絵で表現してきたマーガレットは、「このままでは自分を失ってしまう!」と<告白>を決意。
だが、天才的なウソつきのウォルターは「妻は狂っている」と反撃、遂に事態は法廷へともつれ込む・・・。
マーガレットの魂<ビッグ・アイズ>を賭けた、前代未聞のアートバトルの行方は?

って話。


ティム・バートン監督による実話ベースの物語です。
ティム・バートン監督らしい独特な物語素材のチョイスと、
らしい演出だったと思います。

売れっ子画家だけど実際は奥さんがゴーストライターという。
ゆくゆく作品の権利を巡って揉めるという。

昨年日本で起きたゴーストライター事件を思い起こさせるお話です。
今の日本人にはとても興味惹かれる物語だと思います。

なのでなかなか面白かったです。
ビッグ・アイズの絵も良かったです。

僕も多少絵を書くのが好きですが、
観てると絵を書きたくなるような映画でした。
なので芸術に関わっている人なんかは観るといい刺激になるかも知れません。

主演のエイミー・アダムスとクリストフ・ヴァルツは僕の好きな役者たちなので、
その点でもとても観たいと思える映画でした。

エイミー・アダムスは着々とおばさんになってきてますが、
やっぱり上手いし綺麗だしハリウッドのトップでやってるだけの存在感はあります。
ティム・バートン作品にハマる女優さんだと思います。

クリストフ・ヴァルツは毎度嫌味な奴役やらされますが、
今作も良かったですね。
僕はこの人観たさに映画館行けますね。
とても魅力的な役者さんだと思います。

ラストにおばあさんになっても未だに絵を描いているマーガレットとエイミー・アダムスのツーショットがあって、
ちょっとジーンとしてしまいました。

しかしこんな実話なかなか面白いですね。

元々圧倒的に妻が有利な戦いですが、
最終的に裁判で絵を描いて証明しようとします。

なかなか痛快でした。


そんなわけで6点です。


ティム・バートンよく仕事しますね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。