このとこと茨城の片田舎は0度以下に冷え込むこともあり朝起きるのが一苦労だ。ストーブを全開にして過ごしているが今日は日がささないため一段と冷え込みが強い。こんな寒さでも庭のサザンカは元気に咲き、色合いが無くなった冬の庭の一角を明るくしている。
寒波来襲で各地が雪景色になる中、関東平野の奇跡のありがたみをつくずく感じてしまう。シベリアから来襲する寒気は日本海で大量の水蒸気をのみ込み雲を作る。この雲が山脈を越えるところで大量の雪を降らせて関東平野に達する。関東平野には乾燥した寒気が降りてきて冬の晴天をもたらす。関東平野には滅多に雪が降らず雲も発生しない。
会社勤めの時、飛騨高山で生まれ育った後輩が関東平野で暮らし始めて一番に感じた思いが雪のない毎日晴れ間が続く世界があったんだ。と話していたことを思い出す。
日本の良いところの一つは雪が降ること。冬の間、雪として大量の水分をストック、春の雪解けと共に絶え間ない水の恩恵をもたらす。しかし、この好循環も狂い始めているのだろう。日本海は海水温上昇で寒気と共に今まで以上の水蒸気を含み日本に達する。想定以上の大雪が降る可能性がある。何とも皮肉なものだ。
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