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生涯の友

2009-11-07 00:55:00 | 徒然なるままに
11月4日(水)

インフルエンザの自宅謹慎1週間は、長いと思っていたけれど終わってしまえばあっという間。
どこにも出かけられないのにはほとほと困ったが、逆に、日ごろ片付けようと思っていながら後回しにしてそれっきりのところを片付けられたのは、自宅謹慎のおかげだと思うようにしよう。
それでも、あれもこれもやろうと思っていたわりには片付かなかったが・・・。

熱が下がった翌日にあまり張り切りすぎて、疲れが出てしまい、変な咳が残って、咳き込みがひどくなると、吐いてしまうほどの咳が出る。
夕方、診察を受けて、インフルエンザは治ったものの、咳止めの薬を追加された。
明日から職場復帰できるとは言え、ちょっと万全とはいえないかなあ・・・。
でも、何としてでも出勤して、明日提出の市民文化祭の作品チェックをしなくては・・・。
毎晩、授業のことや生徒のことが夢にまで出てきて、ちっとも気が休まらない。


今日は、大学時代の友人と久々に電話で話した。
一昨日が誕生日と言うことで、これで彼女も私と同い年だ。
でも、電話から流れてくる声は、学生時代と全く変わらない、都会的で涼やかな、若々しい声だ。
田舎から出てきたばかりの私にとっては、そのイントネーションや発音の明快さ、都会的な語り口、何より見た目の都会っぽさに反する純な人柄のギャップににすごく憧れた。
初めて彼女のお家に泊まったとき、今は亡きお母様が、
「今日はね、彼女がジェフなのよ」
とウィンクしながら言った時、
「なんて、都会的なの*(シャイ)*?!娘のことを娘の友人に話す時『彼女』って、言うなんて*(ハート目)*
それも、『シェフ』だなんて!え?『シェフ』?何だっけ?犬の名前?」
なんて、わけも分からず感動してしまったものだった。

彼女とは、見た目も育ちも性格も全く正反対なのに、同じ演劇サークルに所属し、『海のトリトン』と『銀河鉄道999』のファンだと言う共通項で、あっという間に仲良くなったのだった。

以来、31年間の付き合いだ。
彼女は油絵科出身で、ライフワークの首都高を題材にした絵を描き溜めては個展を開いている。
彼女のその視点の確かさとダイナミックで迫力のある画風にはいつも触発される。
来年の個展を目指して頑張っている話を聞き、またまた触発されたのだった。

私には、今は何年かに1度会えるか会えないかになったけれど(年賀状は毎年交換している)、お互いの頑張りがすごく励みになったり、触発されるような友人がたくさんいる。
それだけ一緒に過ごしていた時間が濃くて充実した、宝物のような青春時代を共に過ごせたからだと思う。
同士であり、親友であり、好敵手でもある。
今日の彼女も、その中の一人ではあるが、私も、彼女にとって、いつも、これからもそういう存在であり続けたいと思う。

槙原敬之の『遠く遠く』と言う歌にあるように、
♪遠く、遠く離れていても、僕のことが分かるように
 力いっぱい輝ける日を この町で迎えたい

明日から、また仕事が始まるぞ!
彼女に負けないように、私も頑張ろう*(笑顔)*

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