12月31日(金)
2010年もあとわずか。
今年はいろんなことがあったなあ…。
いろんな人に会えたなあ…。
いろんなことを体験したなあ…。
いろんなところに行ったなあ…。
いろんなことを学んだなあ…。
年賀状を書きながら、家の中を片づけながら、いろんなことを思い出す。
とにかく、今年は喪中葉書きを出すようなこともなく、休みに入ったとたん、疲れが出て寝込むようなこともなく、家族別々の場所でも、みんな元気で新年を迎えることができるということは、本当にありがたいことだと思う。
最近うれしかった事を今年のうちに一つだけ書いておこう。
12月27日と28日に、美術の補講をした。
27日は、どちらかと言うと、自主的に課題をやりに来た生徒たちで、ほとんどの生徒が提出できて帰って行った。
28日は、いろいろ事情があって、ほとんど下書きから始めなければならない生徒が中心だ。中には、家に電話して、寝ている生徒を起こしてもらって、美術室まで送ってもらった生徒もいた。
でも、そんな生徒たちが、なんだかんだと私の容赦ないダメだしに文句を言いながらも、なんとか作品を仕上げることができた。
その生徒たちが
「先生は来年いないんだろ?」
「うん、3月まではいるけどね」
「来年もいればいいのに」
「講師の契約は、最長1年間だからね。居たくてもいられないんだ」
「校長先生に頼んで居させてもらえば?」
「校長先生でも難しいだろうな」
「みんなで頼んでも駄目かなあ」
「去年も、その前の学校の生徒たちにも、先生たちにも言われたけどね・・・。でも、1年で前の学校を出たから、今年みんなに会えたんだよ」
「じゃ、出てもまた戻ってくればいいじゃない」
「うん、そうできたらいいんだけどね。まずは、来年、採用があるかどうか…。採用ない時は、別の仕事探さなきゃ」
「先生は大丈夫だよ。来年もきっとどこかの学校で教えているよ」
「だといいんだけど。私がいなくなっても、ちゃんと授業受けるんだよ。」
それには答えてくれなかった生徒たちだったけれど、ちゃんと最後まで課題を仕上げ、先に終わった生徒は、3学期に勉強する一点透視図法の練習をして、着彩をしたその作品を
「ちょっと遅くなったけど、クリスマスプレゼント」
と言って渡してくれた。
「ありがとう。上手に描けたじゃない。3学期に一点透視図法をやる時の参考作品に使わせてもらってもいい?」
「いいよ」
最後まで残っていた3人は、学年でもかなり癖の強い面子だったが、最後に、
「お疲れさん。みんなよいお年を!」
と言って美術室から送り出そうとした時、
「先生もね!」
「良いお年を」
「さよなら!」
「「「ありがとうございました」」」
と言って、帰って行った。
その様子を職員室に行って話したところ、その場にいた先生方がみんな、あの生徒たちが、作品を仕上げたことと、最後にあいさつをして帰って行ったことに驚いていた。(実は私自身も!)
笑顔で仲良く帰って行った後姿は、本当に爽やかだった。とても、暴言を吐いたり、授業中に寝ていたり、学校をさぼったり、6時間目の終わり10分前に登校してくる生徒たちには見えなかった。
あの子たちに大切なのは、『達成感』と『自己肯定感』なのだと思う。
「私は、あなたたちのことを諦めないからね!」
有言実行。私自身も『達成感』があった1日だった。たとえ、自己満足だったとしても。
これが私の今年の仕事納めだった。
来年、1年生全員のお誕生月カレンダーが出来上がって、廊下に貼りだすのが今から楽しみだ。
現勤務校も、後3カ月となってしまった。
予餞会、卒業式・・・3学期も行事が目白押しだ。風邪引いて寝込んでいる暇はない。ラストスパートを全力でベストを尽くして走り続けられるよう、がんばりどころを間違えずに頑張ろう!
*(学校)* *(学ラン)* *(制服)* *(学校)* *(学ラン)* *(制服)*
さて。この3日間は、300枚の年賀状書きに追われ、ついに2010年最終日。
末娘は塾内テスト。妹は仕事納め。
息子はアパートで卒論の仕上げにかかっている。
長男・長女もそろうのは1月2日だ。
その日は弟も来るかもしれない。
さあ、これから溜まりに溜まった家事を片付け、掃除をし、おせちを作るぞ!
みなさんへのお返事は、新年のご挨拶がてら、伺わせて頂き、書き込ませて頂きますので、待っててくださいね~*(パー)*
みなさん、どうぞ、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いたします。
2010年もあとわずか。
今年はいろんなことがあったなあ…。
いろんな人に会えたなあ…。
いろんなことを体験したなあ…。
いろんなところに行ったなあ…。
いろんなことを学んだなあ…。
年賀状を書きながら、家の中を片づけながら、いろんなことを思い出す。
とにかく、今年は喪中葉書きを出すようなこともなく、休みに入ったとたん、疲れが出て寝込むようなこともなく、家族別々の場所でも、みんな元気で新年を迎えることができるということは、本当にありがたいことだと思う。
最近うれしかった事を今年のうちに一つだけ書いておこう。
12月27日と28日に、美術の補講をした。
27日は、どちらかと言うと、自主的に課題をやりに来た生徒たちで、ほとんどの生徒が提出できて帰って行った。
28日は、いろいろ事情があって、ほとんど下書きから始めなければならない生徒が中心だ。中には、家に電話して、寝ている生徒を起こしてもらって、美術室まで送ってもらった生徒もいた。
でも、そんな生徒たちが、なんだかんだと私の容赦ないダメだしに文句を言いながらも、なんとか作品を仕上げることができた。
その生徒たちが
「先生は来年いないんだろ?」
「うん、3月まではいるけどね」
「来年もいればいいのに」
「講師の契約は、最長1年間だからね。居たくてもいられないんだ」
「校長先生に頼んで居させてもらえば?」
「校長先生でも難しいだろうな」
「みんなで頼んでも駄目かなあ」
「去年も、その前の学校の生徒たちにも、先生たちにも言われたけどね・・・。でも、1年で前の学校を出たから、今年みんなに会えたんだよ」
「じゃ、出てもまた戻ってくればいいじゃない」
「うん、そうできたらいいんだけどね。まずは、来年、採用があるかどうか…。採用ない時は、別の仕事探さなきゃ」
「先生は大丈夫だよ。来年もきっとどこかの学校で教えているよ」
「だといいんだけど。私がいなくなっても、ちゃんと授業受けるんだよ。」
それには答えてくれなかった生徒たちだったけれど、ちゃんと最後まで課題を仕上げ、先に終わった生徒は、3学期に勉強する一点透視図法の練習をして、着彩をしたその作品を
「ちょっと遅くなったけど、クリスマスプレゼント」
と言って渡してくれた。
「ありがとう。上手に描けたじゃない。3学期に一点透視図法をやる時の参考作品に使わせてもらってもいい?」
「いいよ」
最後まで残っていた3人は、学年でもかなり癖の強い面子だったが、最後に、
「お疲れさん。みんなよいお年を!」
と言って美術室から送り出そうとした時、
「先生もね!」
「良いお年を」
「さよなら!」
「「「ありがとうございました」」」
と言って、帰って行った。
その様子を職員室に行って話したところ、その場にいた先生方がみんな、あの生徒たちが、作品を仕上げたことと、最後にあいさつをして帰って行ったことに驚いていた。(実は私自身も!)
笑顔で仲良く帰って行った後姿は、本当に爽やかだった。とても、暴言を吐いたり、授業中に寝ていたり、学校をさぼったり、6時間目の終わり10分前に登校してくる生徒たちには見えなかった。
あの子たちに大切なのは、『達成感』と『自己肯定感』なのだと思う。
「私は、あなたたちのことを諦めないからね!」
有言実行。私自身も『達成感』があった1日だった。たとえ、自己満足だったとしても。
これが私の今年の仕事納めだった。
来年、1年生全員のお誕生月カレンダーが出来上がって、廊下に貼りだすのが今から楽しみだ。
現勤務校も、後3カ月となってしまった。
予餞会、卒業式・・・3学期も行事が目白押しだ。風邪引いて寝込んでいる暇はない。ラストスパートを全力でベストを尽くして走り続けられるよう、がんばりどころを間違えずに頑張ろう!
*(学校)* *(学ラン)* *(制服)* *(学校)* *(学ラン)* *(制服)*
さて。この3日間は、300枚の年賀状書きに追われ、ついに2010年最終日。
末娘は塾内テスト。妹は仕事納め。
息子はアパートで卒論の仕上げにかかっている。
長男・長女もそろうのは1月2日だ。
その日は弟も来るかもしれない。
さあ、これから溜まりに溜まった家事を片付け、掃除をし、おせちを作るぞ!
みなさんへのお返事は、新年のご挨拶がてら、伺わせて頂き、書き込ませて頂きますので、待っててくださいね~*(パー)*
みなさん、どうぞ、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いたします。
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