我が師と仰ぐ仙台の庭師さんが、10年ぶりに我が家を訪ねて下さいました。
トラックには、砂利2種類と貴重な石2個をお土産として積んで来てくださいました。本当に有り難く思います。
午後4時過ぎから砂利をトラックから降ろして敷きました。
庭師の大先生さんは裏庭に敷くことを考えておられましたが、「石のむろじ」さんに裏には「青森県の平川」の砂利を敷くよう(下にモルタルを塗って)にお願いしていたので、前庭全体に敷いて頂きました。
トラックから砂利を下ろして一輪車で砂利を大先生が運んでくれます。私はその砂利をならします。
スコップでならそうと思ったら、「これで!」とのべてくれたのが単なる「木っ端(こっぱ)」です。これを使うと軽々と面が平らに仕上がります。
プロの方の素晴らしい知恵です。知ると知らないでは天と地の差です。
それほどは遅くならずに砂利を敷き終えました。
※ 後に仙台の庭師さんから「木っ端」ではなく、道具として作ったも ので「手板」という連絡を頂きました。大変失礼しました。
もう一種のガーデェニング用に持って来て下さった砂利や2つの石は暗いので明日しっかり見せて頂くことにしました
夕食時は、大先生にたくさんのことを教えて頂きました
今回、前庭に敷いて下さった砂利は「宮城県の七北田川」の砂利です。
七北田川は
七北田川の砂利とは
本当に上質の砂利です。
乾くと白砂のようになり、濡れると品の良い渋い色になります。
裏庭には「青森県の平川(黒石付近)」の砂利が使われます。こちらは黒っぽく、川砂利の感が強いのですが、「宮城県の七北田川」の砂利は一味違います。
私が、裏庭の池向こうの中心にある大きなサツキの玉づくりを他に移そうと考えていました。そのことについてお聞きすると「石の上のサツキなので、外すと石がぐらつくとかサツキが死ぬかもしれない」と言うことでした(来春にはやろうと思っていたのです・・・まさに救いの神です)。
(11月初旬)
この大きなサツキは移すのではなく、全体を1/3程(高さ30cm位)に切りつめ、長い年月で育った株立ちを生かす「武者立ち」にすべきであることを教わりました。
伸び放題ではいけません。
100年以上生命をより美しく生かし続ける。
素晴らしい考えです。
古き良きサツキを殺さないで下さいと頼まれました
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