癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

たくさんの新しいことが・・・!

2008年10月19日 | Weblog

 

  午前中は「石のむろじ」さんが作られるKさん宅の図面を見せて頂き、ました。さすがは石のプロです。より庭が素晴らしく見えるための様々なテクニックを活用されています。庭を一つの統一された作品として隅々まで計画されています。単なる良いものの寄せ集めではありませんでした。1000程の引き出しがあって、その中の3~4個の引き出しの内容を組み合わせてお庭を設計得してしておられるように思い、感動ひとしきり、今後の完成が楽しみです。

   午後は先の文化財保護協会で研究発表をされた大日堂の禰宜(ねぎ=神官)の講演を聞き出かけましたが、実は講演後に禰宜さんに来年度の文化財保護協会総会の記念講演の講師の内諾を頂くのがねらいでした。いとも簡単にご承諾を頂く事ができました。早めに文章で正式な了解を頂こうと思います。

  今日の3つ目の素晴らしいことは、講演会の会場で無形文化財の委員3人の内の2人の方が並んで座って講演を聞いておられました。講演が終わって委員長のSさん(例の神主さん)に当市の古道の案内をお願いしました。安代町の古道は旧安代町教育委員会が素晴らしいパンフレットを作っておりほぼ完全に踏破(車之走峠越、お七地蔵、マダの木街道など)出来たのですが、当市の街道(江戸時代の)については分からないことが多いのです。

    

    古道(巡見使道)はこんな所にありました。

        

  私も委員長さん(神主さん)も古道の出口は分かっているのですが入り口が分かりませんでした。そこで出口から車で入ると行き止まりとなり、その先は徒歩で坂を下ると国道が見えました。今では全く使われていない道で、これでは誰も分からないはずだと思いました。巡見使道は旧安代町と同じように表示板を設置したり簡易舗装をして後生に残すべきだと思いました。

  巡見使道とは、徳川将軍が代わる毎に(3代将軍から始まる)全国巡見使が派遣されその巡見使が通る道で殿様道とか天下道とも言われています。当市には巡見使は9回来ています(秋田市には11回です)。様々の古文書でその日程やルートは確認できるのですが、実際の道は東北自動車道が通った関係で車は通れず、徒歩での通行も不可能になっている所があることも分かりました。  

   今日の古道探しで、古道沿いにある貴重な神社が3つあることが分かり2つは訪れてお参りをしてきましたが、もう1つは2人で一生懸命探したのですが見つけることが出来ませんでした。

   古道(巡見使道)を復元することや、神社の確認など新たな課題が生まれた今日でした

 

   

 

 

        

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿