どこかに載っていたはず…と、ユルんでいる記憶のタガを締めなおしまして思い出しました。
最近購入した上の本に「八角ポット」と言う名前で載っていました。
発行されて間がない本です。折り紙本は、ほしいと思うとキリがありません。
動物とかお面とか…ぐっとこらえて「薬玉」のを買ったんですー。
くすだま折りの花 季節のつるし飾り (レディブティックシリーズno.3334) | |
クリエーター情報なし | |
ブティック社 |
では折ってみましょう。
相変わらずのコピー用紙で、バックも白くてわかりづらくなってます。すみません。
まずは、鶴の折り方の途中まで…三角を二回…ですね。
開いて四角にたたみます。反対側も。
袋になっている部分を立てて…
まっすぐつぶすように押さえて…折ります。線の中心を合わせてください。
残りもおなじようにして、袋を四つにします。
袋と袋の間の「平らな面」をだして上を三角に折ります。両方とも。
全部折ったら、上から下に折り下げます。そのあと黄色い線のように折りますが、
やりにくかったら下の写真のように、一度たたんで、ちょっとつまんでください。
こんな感じで…。
折れたところ。四箇所同じように。
ちょっと横から見たところ
ここからは応用です。
小鉢を作るときは、長さの半分くらいのあたりで折り上げます。全部の面に、しっかりクセ付けします。
この折り線が上へ行くほど小鉢から深皿の感じになりますので、お好みで…。
これを底の線として、折りながら少しずつ広げますと、小鉢になります。
黄色い線のところは、内側に向かってカーブしているのですが、
これを全部外側にクセ付けして黄色のラインのところできっちり折ると…
全くイメージの違うお皿の感じになります。雛あられが少しですむ「省エネタイプ」??
また、最初に真ん中あたりで折りましたが、もう少し下の方で折ると…
鉢ではなく「壷」の感じになります。だから「ポット」って書いてあったんですね。
違いがわかるように下に並べてみました。上が「壷」下が「鉢」。
更に「クチ」のところ、残りの「三角にクセ付けしていない面」も三角に折り込むと、ちょっと華やかな感じになります。
両面折り紙か、和紙折り紙で作ると華やかです。しっかりしたものにしたいときは、ケント紙などがいいです。
ちなみにこれは普通の折り紙より大きい21センチ角の紙で「小鉢」を折りましたら、
差し渡しが12センチくらいのものになりました。握りこぶしがスッポリ入ります。
ちょっとコツが入りますが、1枚でカンタンに折れますので、お試し下さい。
折り紙細工をキレイに作るコツは、角をきちんと合わせることと、
基本の形になる部分は、ビンの底とかツメなどを使って、折ったところをこすってキッチリ折りグセをつけること。
但し、広げたりしてふくらませるようなところは、あまりおさえつけないようにします。
もうひとつ、これはごくカンタンです。「三方」と言う名前ですが、イメージですね。
子供のころこれを折ってアメを入れ、お人形さんに「おひとつどうぞ」なんてやってました。
奴さんの折り方から始まります。
直角に二度折って印の折り線をつけて、四隅を真ん中に…。
折ったほうが「外側」になるようにして真ん中で三角に折り…
更にもう一度折って、鶴を折るときのようにします。
折って押さえたところ。反対側も同じようにします。
先が分かれているほうを上にして、袋部分を広げて下に押さえるようにします。左側も同じ。
こんなふうに…。
反対側も同じにして、さらに矢印のように横にめくるように倒して「隣の面」を出します。
出した面の中心に向かって左右を折ります。
反対側も同じように折り、上を折り下げます。
こんな形になります。
真ん中部分が、あられを入れるところですので、四角くなるようにきちんと広げます。
ちょっと上から撮りすぎましたので、バランス悪いですが、高さはあります。
以前はもう少し手の込んだ折り紙の箱に入れていたのですが、いつでしたかねぇ…つぶしまして…。
パーツを16個も作って組み立てたのに…。今回は一枚モノであっさりにしました。
ご紹介した本ですが、薬玉のパーツのひとつずつは、そんなに難しくはありません。
ただ、こういうものを作るときは、同じパーツを何個も作るのが…めんどうなんです。
それをがんばって折ると、タダの紙なのに…きれいですー。
今年のたなばたは、薬玉をひとつ作ってみようかなぁと思っています。
ありがとうございます!
早速(広告で)折りました(^^)途中から思い出しました~!
今度こそ忘れないようにします。
思い出されましたか!
よかったです。便利ですよね、こういうの。
机の上のちょっとしたゴミ箱…。
私のは糸くず専門です。