文房具屋さんの前は、どうしても素通りできない私です。
いつも「おもしろいもの、みつける」と言っていただいてますので、本日もまた…。
といいましても、今回はまず「懐かしいもの」、それがトップのもので「セルロイド」です。
これの説明は後半で…。
小学校に入ったときの最初の筆箱は、真っ赤なセルロイドで、真ん中にピアノの鍵盤が描かれていて、
女の子がそれをひいている図柄でした。すごく好きだったのに、セルロイドの弱点は割れること。
たしか角が割れても使っていて、そしてずいぶん長いことしまってあったのですが、
高校のときでしたか引越しのとき、いらないものは処分…ということになって…。
覚えています「バイバイ、長いことありがとね」と、涙ぐんだこと。
そのころにはもういろんな素材が出ていて、筆箱も「ペン・ケース」なんてしゃれた名前になり、
私は確かチェツク柄の布製で、真ん中にファスナーがついたものを使っていたと思います。
学校を出てしまうと、それまでのような筆箱は用がなくなります。
特に私のように家にいるものは筆箱、いえ、ペン・ケースより「ペン立て」、ですね。
私は、日記やメモはボールペン、カレンダーは目立つようにサインペン、手紙は時に毛筆ペン、
イラスト描くときは極細水性ペン、生協さんの注文は鉛筆限定…その他小さなスケール、
参考資料の本に使うしおり、ちょいと切るのにはさみ…、
今見てみましたら、その他ラジオペンチ、絵筆、大きなドライバー、大型カッター、小型カッター…
主人が「これ全部使うことあるの?」…使うんだわよっ、えぇたとえ年に1回だったとしてもっ。
ペン立てには、それらが種別でいれてあるのですが、ほれ、私ボケるの好きですから…。
はさみのとこにスケールいれちゃったり、ボールペンとサインペンが一緒になったり…。
それで、普段よく使うものだけ、別のペンケースに入れたのですが、
これがまた出し入れするたびにそのへんに置いちゃう。年中ものを探すのが当たり前…メガネもですが。
それで、今回これをみつけて即買いしたわけです。ただのペンケースじゃないの?
あけると、いつもよく使うものボールペン、サインペン、鉛筆、スケール、消しゴム、しおり…
使わないときは上の写真のようにそのへんにころりんと置いておきます。
そしていざ使うときは…はいっスタンダッープ!上半分が、外側に折れるんですねぇ。
見づらいですが、右側にはポケットもついていて(鉛筆のはいっているところ)
マジックテープで全部締められますので、クリップなども入れられます。
なかなかのすぐれものですわ。使い終わったらファスナーをシャーッとしめて、ころりん。
そしてじーーーっと見つめて、ハタと気がつく…薄いプラ板にキルト芯はったら…自分で作れるじゃん…。
色がねぇとおもったけれど、この色しかなかったのです。
木綿とか、ちりめんとか…ホラホラまた、考えるばっかりで実行に移せないんだから、
妄想はこのへんで…。こちらの商品はこれです。
このほかに一緒に買ったもの、マスキング・テープです。右端は以前買って使用中のもの。
ちょっと前から人気が出ていますよね。元々ペンキ塗装などの養生テープでしたが、それがカラフルになって…。
私も、何か送るようなとき、前はセロテープでしたが、見えづらいしはがしにくいし…。
それでいろいろ買いました。和柄もありましたので、それ中心。
そして白いのは??笑えますねぇ、これは「包帯止め用」です。
昔、包帯が伸縮でなかったころは、おしまいのところを縦に半分に切って結んだり、
包帯止めの金具を使ったり、そして保健室ではこの「紙テープ」でした。
今、爪のガードに毎日ガーゼをかぶせて、このテープで止めています。便利ですー。
おしまいに、まだまだセルロイドは健在です!トップ写真の八角ケース。
中に入っているのは、昨年のエイプリル・フール記事で使いました「おたべマグネット」や「桜餅マグネット」です。
リップクリームは大きさ比較。
本当はアクセサリーなどいれるつもりが、最近アクセサリーなんか使わないじゃーん…で、これになりました。
空き箱や空き缶を使うのも好きですし、それに千代紙や布を貼って使うこともありますが、
自分では作れないちょっとすてきなものを、手元に置くのもいいものです。
あさってはまた雪予報、今度は雨になるので積もらない、と言っていますが、
どうだかねぇ…と、ついつい思ってしまったりして。
お外は寒いけど、お気に入りが増えてホッコリの私です。
父方の祖父母の家を処分するときに、洋裁をしていた祖母の針箱と糸箱(頼まれ仕事をしてたので、すごい色数の絹糸)をもらいに行ったのですが、祖父の三角定規ももらってきました。
それが、こういう鼈甲柄のなんですが、もしかしたら本当の鼈甲かも…戦前に学校を出てまして、その後の仕事から考えるとたぶん学生時代の物ではないかと。
同じく、箱には目がないですね。特に小さめのもの。
紙箱はそのままですが、缶だと内側に100円ショップで買ったフェルトを張ったりして使ってます。
香港土産の月餅の缶(1個だけ入ってた)とか、和菓子の箱も大抵かわいいですよね。
うちの場合、筆立ては取ってのとれたマグカップ(お気に入りだったもの)、座るところのそば何カ所かに置いているのですが、いつの間にかそれぞれにハサミとか定規まで一通り入ってます。
いつも珍しいものを紹介して下さって
楽しんでいます。
セルロイド、懐かしいです。
こうした物を拝見すると気持ちが一気に昔々に飛んでいきますね。
鼈甲柄のこうした箱は良く見かけました。
そして凄い筆箱ーー良く思いつくなあと感心いたしました。パソコン周りはいつもゴチャ、ゴチャーー何んとか上手く整理が出来ないものかと思っているのですが。。。
私の子供のころは、今プラになっているものが、
たいていはセルロイドでしたから、
最初のお裁縫箱もそうでした。
これは母が使ってまして、まだ実家にあります。
すぐパキンといくんですが、いいものですよね。
下敷きなんて、何枚買ったか…です。
お祖父様の三角定規、お宝ですね。
箱も缶も捨て切れなくて、困ったものです。
さすがにタオルが入ってきたようなものは、処分しましたが、
まだまだ…です。
これは、ズボラな性格の私にはぴったりです。
年中「あれっボールペン」「えっと消しゴム」とやってましたが、
それがなくなりました!
セルロイドの下敷きで、最後に使っていたのが、
特に厚手のもので、どっかにはいっているはずなんです。
実家にあるかもしれません。
石鹸の箱も、櫛もみんなこんな感じだったと思います。
まだ残っているのはうれしいのですが、
万年筆なんか、高いですー。