ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

旅日記・あとがき

2007-11-13 22:34:14 | 着物・古布
写真は、昨日ご紹介の「風俗博物館」で購入いーしたもの、
正面の「御庭先、紅葉いっぱいの中に公達が並んでいます。
下は「箱迫」いろいろです。きれいですねぇ、現物が見たいものです。

私にとって「京都」は母の故郷なものですから、
三歳の頃から何度となく訪れているところ。私にとっても第二の故郷です。
母の実家は、京都の中心地から更に電車に乗ってしばらく行った
現在は「長岡京市」とよばれるところで、昔、長岡京が置かれたところです。
私が子供のころは「乙訓郡(おとくにぐん)」と呼ばれていました。
更に母方の祖母の本家はもっと奥、楊谷観音や義峰寺など、
いまでこそ「ハイキングコース」のように「歩く観光客」が多く訪れますが、
私が子供のころは、地元の人しかいかない山の中の信仰の場所でした。
よくお話しする伯母の家は、大原野というところにあり、
こちらは「花の寺」と呼ばれる「勝持寺」などの近くです。
三条や四条には母の友人たちも住んでおり、三つ四つの頃には、
友人の実家が「置屋」さんだったとかで、舞妓さんに囲まれて
遊んでもらったとか…(キオクにないよぉ~)。

というわけで、何かと京都には足を運ぶわけです。
今、京都に行くと「京都着物パスポート」ってのがあります。
協力店で買い物をしたとき「ください」といえばくれますが、
こちらで表紙だけコピーして提示してもOKです。
使える条件は「着物を着ていること」、実際の手帳の中には、
パスポートの使い方とか、使えるお店とかいろいろ細かいことや特典、
京都のイベントなど、情報盛りだくさんです。
タクシーもグループの中で着物が一人いれば10パーセントOFF、
但し、タクシー会社によりますけど。

とまぁそういうものなのですが、着物を着慣れなかったり、着られなかったり、
また着られるけどずっと着物でいるのはねぇ…なんていう場合は、
今京都には「レンタル着物店」が多数あります。
着崩れレスキューなんてのもありますよ。
今回もあちこちで、それと分かる着物軍団のお嬢さんたちにお会いしました。
京都は着物がいいですねぇ。

もうひとつ、駅前のおみやげ店のお話しをしましょう。
駅前に出ると、左側に「京都銘菓」を売る小さくて四角い建物があります。
「京都・THE CUBU(キューブ)」です。
「CUBU」には、京都の銘菓といわれるお菓子やさんが揃っています。
もちろん「おたべ」がありまして、最近は種類も豊富です。
今年の「秋限定味」は「紫芋」と「栗」でした。
ミニサイズもあってかわいいですよ。

このCUBUの地下一階が「おみやげ横丁」、
それほど広いフロアではありませんが、京みやげ、買い忘れたらここでOKです。
この中に「漬物の老舗・西利」があるのですが、おくのほうに
この西利のお漬物で軽く食事のできるところがあります。
こちらが、紹介ページです。
京都は食べ物もおいしいところですから、目にも美しい京懐石もいいし、
はふはふと食べる湯豆腐もいいし、あっさり味の京ラーメンもグー。
だけどここもなかなかです。お漬物専門店ですから、お漬物ばっかり。
「お茶漬け御膳」とか「漬物御膳」とか…ヘルシーですよぉ。

このCUBU地下一階「おみやげ横丁」の真ん中アタリには、
和小物の「ゑり正」さんがあります。半襟や帯揚げ、うそつきなどの
和装モノのほかにも、ちりめん小物など、かわいいものがいっぱいです。
あっここでも「着物パスポート」くれますよ。
私は毎度ここで、柄半襟を買います。今回はこの二枚の「ジミめぇ~」なもの。
下の二枚はアップです。

   

    


もう一枚は「唐子とつぼ」、例によって「おもしろ半襟」です。
下は部分アップです。



    


実際には、ちょこっとしか出ないんですけど、やっぱり好きですこーゆーの!
このゑり正さんのすぐ前に、ちい~さなお店があります。
そこが「キャラクターもの京都限定グッズ」のお店、
ここが息子用のお土産調達店でして、着物姿のミッキーに「大文字」の
キーホルダーや、着物ミニーの絵の缶入りクッキーなど、
京都にしかありませんので、とんぼ御用達のお店です。


私はかさばるお土産はその場で送りますが、持って帰るものがあるときは、
最後にCUBUで買うようにしています。
更に…、ちょっとややこしくて、毎度迷子になりかけるんですが、
CUBUと続いた伊勢丹の地下二階には「お弁当」がいっぱい!
もちろん京都らしい美しいものもいっぱいあって、ほんと迷うんですよぉ。
おにぎりは竹の皮で包んでくれるお店がありますしねぇ。
私は、帰りの新幹線で食事をするときは「駅弁」ではなく、ここで買います。

お土産は「そこでしか買えないもの」というのがありますから、
それはそれで地元で買うのが一番ですが、ちょっとした和小物や、
有名なお香、扇子、お茶などのお店は、だいたい出ていますから重宝です。


さて、帰ってきてからもうあっというまに、4日目、
洗濯物のヤマもなんとか片付きました。
たまに出かける旅は、ほんとに「ココロの栄養」になります。
次の旅まで、また元気でがんばることと致します。
また、着物や古布の話にもどりますからねぇ。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2007-11-13 23:16:00
素敵な半襟を買われたんですね。
先日も薄紫のすてきな半襟をされていましたが、
いつも色の選び方が上手だなぁと感心します。
返信する
京都よかったですね。 (nagisa)
2007-11-14 11:50:44
お久しぶりです。
いつも見ていたのですが、コメントしないでいて
見るばかりでした。ごめんなさい。

京都楽しそうでしたね。
こころの栄養をたくさん入れてきましたね。

わたしも、ことしの暑い暑い夏に行ってきましたが、
やはり京都はステキでした。

わたしは柄半襟より白派だったのですが、
先日柄半襟でお出かけしたところ
評判が良かったので、これからは
使ってみようかなと思っています。
返信する
Unknown (とんぼ)
2007-11-14 18:24:48
陽花様
こちらには、こういう半襟を
しょっちゅう置いているお店がないんですよ。
京都へ行くと必ず「自分へのおみやげ」にします。
でも、全く使っていない色もあるんですけどねぇ。


nagisa様
こちらこそ、おじゃまさせていただいてます。
コメントなしでして、お互い様ですぅ。

五分五分だったんですが、いかれてよかったです。
「命の洗濯」っていいますが、あれですね。

私は礼装以外は白を使わないことが多くて、
箱いっぱい、色柄物ばかりです。
着物や帯などと、あわせるのに苦労しますけれど、
それがまた楽しいです。
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