ちょっと書き足りませんで・・・。
写真は「柄八掛」の使い方見本。ちょっと光っててすみません。
細かい赤の籠目の小紋に、黒の八掛、
蔦の葉のもようが、左の前裏のみついています。粋ですね。
左の青い着物は、同系色の淡色にちょっとだけ飛んでる花がかわいいです。
こういうものの使い方、着慣れないヒトにはちょっと気後れする部分が
あるんじゃないでしょうか。洋服ならけっこう自信持って着るのに・・。
昨日「着付け教室」のお話を書きましたら、コメントをくださった皆様は、
とてもいい先生方にめぐり合われたようで、ほんとによかったですね。
そもそも「着付け」と言う言葉からしてちょっとへん・・。
「着付け」と言うのは「着付ける」わけですから、最初から
「ヒトに着せること」を目的とする気がしませんか?
「一人で着られないので着るようになりたい」というヒトが習うなら
「着方教室」ですよね。自分で着られるようになったら、それから
人に着付けてあげたいので「着付け教室」へ・・これって屁理屈?
さまざまなことが「伝えられないまま」きてしまいました。
今、着物大好き、といってくださる若いかたがふえていること、
ほんとにうれしいと思います。だからこそ、
本当に必要な本当の基礎・基本を教えてほしいですね。
それを知って「崩しの妙味」「ヒトと違う着方」を自信もってやってみる・・
そういう楽しさを知ってほしいです。
上の右側の八掛、つけたい着物があります。染めたら高いだろーなー。
本日短めですが、これにて・・・。
でも、今は染屋さんでも、かわった八掛を合わせようとすると逆に退かれちゃったりします。
無難な同系色であわせる時代が長く続き、第一線にいらっしゃるからこそ、時代にあわないと感じるのかもしれません。
本で仕入れたこうした感性、洋装ではじゃまになっただけですが、まったく畑違いの分野(PCでのデザインとか)で役に立っているのかな、と最近思ったりします。
とんぼさんの仰っている八掛けを、外の着物につけたいとのことですが、この表地のほうも着物ではなく八掛けに利用しても面白いかも
表はほとんど無地、八掛けが柄、なかなか心憎い、無地の着物、そのまんまですと式服にしかならないけど、八掛けが総柄なんていうのになると、式服ではない着方も生まれそう
八掛けは普通パレスですが、いっかい、羽二重を染めてつけてもらったことがあります。とても仕立てにくかったようですが、座っていて立ち上がったとたん、するっと着物が落ちるのが実感できました。そして皺にもならず、とても着心地のいいものになりました。
八掛け、翻るところに一点だけ柄があるのもいいですね。秘すれば花、という趣です。
私が一番最初に習った着付の先生は
「一緒にお勉強しましょう」と言われました。
なぜかな~と、その時は思いましたが今は
何となく解ります。着付って本当に奥が深い!
ここまで習ったら終わりということもなく
習った事が全部出来るかと云われればそれも
不安、中には全部完璧にされる先生もおられる
と思いますが得て不得手があっても不思議では
ないのですから・・・
でも、きちっとした着付け方は習っても、粋に
着たいとか帯を下で結ぶなどは自分で考えて
工夫しながら上達するものですね。
「個性的」といっていながら、けっこう横並びだったりする・・。無難なセンで決めたときのホッとする思いもいいんですが、これってどうよ・・と思いながらも楽しい・・というあのドキドキ感はすてがたい!どうも「列にならべない」とんぼです。
蜆子様
江戸小紋の八掛のついた色無地を持っておりますが、かたくるしくなくていいですね。加賀紋でもいれようかと思っています。
陽花様
基本的に、こうきとって、おはしょりして・・と
それだけ覚えたら後は「アレンジ」ですね。
体型だって、みんな違うんですものね。
私は首が短いので、衿元にいつも苦労します。
たびたび着ていると、着物のほうから
よりそってくれる・・というのもありますね。
気の合う着物、合わない着物ってのもあるし、
ほんとにおくが深いです。
楽しみながら着ましょう!!
昨年から通っていた着付け教室では、自装と他装の両方をしていましたが、自分で着るより他人に着付けるほうが難しかったですね。その教室にはベテランの方もおられましたが、毎日着物で生活しているのは、大先生とわたしだけで、他の方々は教室がなければ着物は着ないようでした。