ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

ちょっとだけ昨日の続き・・

2006-04-23 23:40:04 | 着物・古布

ちょっと書き足りませんで・・・。
写真は「柄八掛」の使い方見本。ちょっと光っててすみません。
細かい赤の籠目の小紋に、黒の八掛、
蔦の葉のもようが、左の前裏のみついています。粋ですね。
左の青い着物は、同系色の淡色にちょっとだけ飛んでる花がかわいいです。
こういうものの使い方、着慣れないヒトにはちょっと気後れする部分が
あるんじゃないでしょうか。洋服ならけっこう自信持って着るのに・・。

昨日「着付け教室」のお話を書きましたら、コメントをくださった皆様は、
とてもいい先生方にめぐり合われたようで、ほんとによかったですね。
そもそも「着付け」と言う言葉からしてちょっとへん・・。
「着付け」と言うのは「着付ける」わけですから、最初から
「ヒトに着せること」を目的とする気がしませんか?
「一人で着られないので着るようになりたい」というヒトが習うなら
「着方教室」ですよね。自分で着られるようになったら、それから
人に着付けてあげたいので「着付け教室」へ・・これって屁理屈?

さまざまなことが「伝えられないまま」きてしまいました。
今、着物大好き、といってくださる若いかたがふえていること、
ほんとにうれしいと思います。だからこそ、
本当に必要な本当の基礎・基本を教えてほしいですね。
それを知って「崩しの妙味」「ヒトと違う着方」を自信もってやってみる・・
そういう楽しさを知ってほしいです。
上の右側の八掛、つけたい着物があります。染めたら高いだろーなー。

本日短めですが、これにて・・・。

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5 コメント

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Unknown (りさこ)
2006-04-25 01:05:51
とんぼさま♪

昨年から通っていた着付け教室では、自装と他装の両方をしていましたが、自分で着るより他人に着付けるほうが難しかったですね。その教室にはベテランの方もおられましたが、毎日着物で生活しているのは、大先生とわたしだけで、他の方々は教室がなければ着物は着ないようでした。







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Unknown (とんぼ)
2006-04-24 13:53:41
Suzuka様

「個性的」といっていながら、けっこう横並びだったりする・・。無難なセンで決めたときのホッとする思いもいいんですが、これってどうよ・・と思いながらも楽しい・・というあのドキドキ感はすてがたい!どうも「列にならべない」とんぼです。



蜆子様

江戸小紋の八掛のついた色無地を持っておりますが、かたくるしくなくていいですね。加賀紋でもいれようかと思っています。



陽花様

基本的に、こうきとって、おはしょりして・・と

それだけ覚えたら後は「アレンジ」ですね。

体型だって、みんな違うんですものね。

私は首が短いので、衿元にいつも苦労します。

たびたび着ていると、着物のほうから

よりそってくれる・・というのもありますね。

気の合う着物、合わない着物ってのもあるし、

ほんとにおくが深いです。

楽しみながら着ましょう!!
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Unknown (陽花)
2006-04-24 11:50:41
とんぼ様



私が一番最初に習った着付の先生は

「一緒にお勉強しましょう」と言われました。

なぜかな~と、その時は思いましたが今は

何となく解ります。着付って本当に奥が深い!

ここまで習ったら終わりということもなく

習った事が全部出来るかと云われればそれも

不安、中には全部完璧にされる先生もおられる

と思いますが得て不得手があっても不思議では

ないのですから・・・

でも、きちっとした着付け方は習っても、粋に

着たいとか帯を下で結ぶなどは自分で考えて

工夫しながら上達するものですね。

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八掛け (蜆子)
2006-04-24 10:09:50
この写真の八掛けはもとより八掛けなのでしょう



とんぼさんの仰っている八掛けを、外の着物につけたいとのことですが、この表地のほうも着物ではなく八掛けに利用しても面白いかも

表はほとんど無地、八掛けが柄、なかなか心憎い、無地の着物、そのまんまですと式服にしかならないけど、八掛けが総柄なんていうのになると、式服ではない着方も生まれそう



八掛けは普通パレスですが、いっかい、羽二重を染めてつけてもらったことがあります。とても仕立てにくかったようですが、座っていて立ち上がったとたん、するっと着物が落ちるのが実感できました。そして皺にもならず、とても着心地のいいものになりました。



八掛け、翻るところに一点だけ柄があるのもいいですね。秘すれば花、という趣です。

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糸遊び、柄あそび (Suzuka)
2006-04-24 09:42:04
これにこれは合うわけないじゃん、と頭で考えていても、実際にやってみるとしっくりしたりして、なかなかに奥が深い…

でも、今は染屋さんでも、かわった八掛を合わせようとすると逆に退かれちゃったりします。

無難な同系色であわせる時代が長く続き、第一線にいらっしゃるからこそ、時代にあわないと感じるのかもしれません。

本で仕入れたこうした感性、洋装ではじゃまになっただけですが、まったく畑違いの分野(PCでのデザインとか)で役に立っているのかな、と最近思ったりします。

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