
先日は入笠山の清掃ボランテアに行きました。今日は、宿の周辺の富士見高原の清掃ボランテアがありました。
手分けして富士見高原の道路や散歩道のゴミ拾いです。私は稗之底(ヒエノソコ)という名前の集落があった周辺の散策コースのゴミ拾いをしました。稗之底村址は江戸時代に寒さから棄てられてしまった集落址です。神社の址や湧水があります。名前からして少しミステリー的で、宿より道を下った標高1200mぐらいところにあります。鬱蒼とした森の中の散策路で小鳥の声と小川のセセラギしか聞こえません。夏はひんやりとして気持ちが良いです。
ゴミ拾いしながらの道沿いの野草の写真です。上の写真は野生のサクラソウです。10株ほど群生して咲いていました。湧水が流れるせせらぎ沿いの湿り気が多いところを好むようです。
野生のサクラソウの群生
ボケ
ニリンソウ、1本の茎に花が2輪咲くことが由来。北海道では若葉を山菜として食べるそうである。
この名前は不明、花の名前を調べるのは難しいです。
上の野草は帰って調べてみると、ミヤマエンレイソウ(深山延齢草、学名:Trillium tschonoskii)の様です。学名の由来は3(tri),葉が3枚、がくが3枚、花弁が3枚、雄しべは3の倍数の6と3と関係しています。学名のTrilliumは”3の基数のユリ”という意味らしいです。それ程珍しい野草ではないですが、発芽してから花が咲くまで10年以上かかるそうです。