早朝ウォーク中、珍しい花と出会いました。
2年前、あるお寺に咲いていて、「この辺ではここと岡山しかない」と聞いていた花です。
その、オオヤマレンゲ(大山蓮華)に間違いないと思える花と出会ったのです。
純白の半球状の大形(花径10㎝くらい)の花が下向きに咲いていました。
花の中心部に薄い黄緑色の雌しべが立ち、それを囲むように紅色の雄しべがあるのが見えました。
つぼみも見えました。つぼみは枝の先端についていました。
葉は、やや細長い楕円形で、互い違いに生えていました。
白色からこんな色に変わって散っていくようでした。
民家の塀から外にはみ出て咲いていました。こんな樹形でした。樹高は分かりませんでした。
お寺で咲いていた花は、いい甘い香りがしていましたが、ここでは花に近寄れず分かりませんでした。
オオヤマレンゲは、モクレン科、モクレン属で、原産地は日本だそうです。
名の由来は、「大和(奈良県)の大峰山に見られる花の形がレンゲに似ていることから」だそうです。
以前見たお寺で、珍しい花と聞いていましたが、そのとおりのようで、
広島・島根・山口県ではレッドリスト(絶滅のおそれがある野生生物)に指定されているそうです。
園芸品種もあるものの、そのほとんどは、ホウノキやモクレンに接ぎ木したものだそうです。
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