今日は、朝からお墓参りに出かけてきました。
田舎の縁戚などの3か所と広島の我が家の墓地、距離にして約80キロ、6時間余りかけて車で巡ってきました。
帰路、中区の寺町を通って、「これぞ広島の盆」といえる風景と出会いました。
寺町で見かけた墓地です。裏側からの眺めでしたのでお寺の名は分かりませんでした。
1枚目の写真の右側方向の眺めです。中に塀があり、2つのお寺の墓地のようでした。
ものすごいにぎやかさです。これが広島の盆の風物詩です。
この「盆灯ろう」は、
安芸地方(安芸門徒)の特徴的な風習で、香川県西部でも一部行われているそうです。
江戸時代の広島城下、娘を亡くした父親の話に由来するそうです。
「亡くなった娘のために石灯籠を立ててやりたいと思っても、そのお金がなく、竹をそいで紙を貼り、
それを灯籠として供えたことから始まり、城下に広まった」とのことです。
灯ろうといっても、風などで火事を誘発することから、最近は灯はともされません。
昔、田舎では実際に火をともしており、あちこちできれいな灯の風景が見られていました。
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