あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

谷中散歩

2011-01-09 | 散歩
およそ1時間半程度で巡ることができる「谷中七福神」ですが、結局午前中からたっぷり6時間ほどかけて歩いてしまいました。何故そんなことになったかと言いますと、やたらと私たち好みのトラップが多かったためです。

たとえば、修性院の先にある「富士見坂」。
都内にはあちこちに「富士見」とつく地名や坂があります。昔はそこから富士山を見ることができたということなのですが、現在のように背の高いビルがバンバン建ってしまうと、名前だけが残ってしまった場所ばかりです。
しかしここの「富士見坂」は、今でも実際に富士山を見ることができる坂。
となると、「富士山」と聞くとやたらと燃えてしまう山梨県人・村長が黙っているわけがありません。坂をザクザクと上り、途中にある街路灯のオブジェを見ては「欲しい…」と言い(どこに置くつもり?)、坂のてっぺんで「富士山、どこ?どこ?」。
 
残念ながら薄い雲がかかってりためか、都内の空気がガスっていたためか、富士山を拝むことはできませんでした。条件が整えば、見られたはすなんですけど…。


そしてその先に何とも下町風情あふれる商店街「谷中ぎんざ」が。いきなり古今亭志ん生師匠の行きつけのお店があったりして、今度は私のテンションがUP! この商店街で何故か竹炭とか買っちゃいました。
 

天王寺~長安寺の間には「谷中霊園」があります。墓石越しにスカイツリーが見えたりして…。

ここは面積約10万㎡に約7,000基のお墓がある霊園で、著名人のお墓もたくさんあります。たとえば、横山大観とか渋沢栄一とか森重久弥とか長谷川和夫とか鳩山さんちの人たちとか…。
しかしなかなか著名人のお墓に遭遇できるものでもなく、何となく通過しそうになったところで小さな立て札を発見。「←徳川慶喜の墓」。この立札に私も村長もテンションがUPしまして、慶喜公のお墓参りをしていくことに。写真はとり忘れました…。
さらに、ここでは野良猫ちゃんたちにも会えるので、当然ここで時間を費やすことになったのでした。

そして最後の不忍池弁天堂に向かう途中、上野動物園の脇を歩くことになるのですが、歩道から園内をちょっとだけ見ることができるポイントがあり、ヤギだとか馬だとかがいてまたしてもテンションUP。不忍池でもユリカモメなどの動物たちがいて、和ませてもらえるのでした。
 

たくさんのトラップが仕掛けられていた谷中七福神めぐり。実はこのコース、桜の季節にもう一度歩くことに決めました。めぐったお寺それぞれに見事な枝垂れ桜の木があったし、通り沿いにもソメイヨシノの木が多かったし、特に谷中霊園の桜並木。桜が咲いた頃の風景を是非見たいと思いました。
3月末あたりに2回目の谷中散歩の報告ができるかも、です。乞うご期待!
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2 コメント

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楽しみ! (ハナキャップ)
2011-01-11 05:52:11
本当に、あちこちに仕掛け?があって楽しい道中!
しかも、知らないで行って「そうなの?」ってのが、なお嬉しいですよね!
いいなぁ~、ホント楽しそう!

桜の季節のお散歩報告も、すごぉーーーく楽しみになりました。
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ハナキャップさん (とみ)
2011-01-13 08:40:16
お正月恒例の珍道中、って感じですかね
あまりにも珍道中で、七人の神様も呆れ顔だったりして…
今まで知らなかった場所を歩きまわるの、結構楽しいよ。
そう言えば札幌に行ったときも、ひとりで歩きまくってたし。

谷中の桜、楽しみにしててね。北海道よりももうんと早い春をお届けしま~す
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