思い立ったが吉日、といえば響きはよいけれども、結局は「行き当たりばったり」のライフスタイルなのですね。
そんな性格の割には、一人で何かをすることが嫌いだったので、どこかに出かけようと思ったら、ほとんどの場合は友人を誘っていました。
彼(彼女)が、来るなら行く、来ないなら行かない。
まさに「あなた任せ」の多いプライベートでした。
彼女がいた時期であれば、誘う相手の最優先は、もちろん彼女でした。
しかし、自分が独り身になり、かつ周囲の友人たちの結婚率が高くなった昨今、誘える相手はめっきり減りました。
僕は女友達が多いほうなので、気兼ねなしに女性を誘って出かけることもよくあります。
とはいえ、そうそう頻繁に誘うわけにもいきません(彼女ではないわけですから)。
ですから、最近では「単独行動」をするように心がけているのです。
僕は映画を観るのが好きなので、まずは「一人で映画を観に行く」ことから始めました。
近所に(といっても電車で30分ほど)シネコンがあるので、まずはそこのチケットを予約します。
予約というのがポイント。
こうすることで、「自分が出かけざるを得ない」という状況をあらかじめ作っておくわけです。
しかも、可能なら朝一番の回を取ります。
これによって「早起きをしなくてはならない」というプレッシャーもかけるわけですね。
聞いたところによると、休みの日であっても生活のリズムはあまり変えないほうが良いそうです。
普段と同じ時間に起きて、日中に眠くなったら昼寝で調整する。
こうしたほうが、体内時計が狂わないで、かえって快適に過ごせるのだとか。
まあ、普段でも目覚ましが鳴る前に起床していることが多い人間ですので、早起き自体は苦になりません。
ただ、「午後から出かけようかな」などと漠然と思っているだけだと、なかなか腰を上げない不精者であることは確かです。
シネコンのチケット予約は、カード引き落としによる決済ですので、行こうが行くまいがお金を払わざるを得ません。
ただし、僕がよく行くシネコンでは、チケット予約時にポイントが付きます。
窓口で買った場合でもポイントは付きますが、ネット予約のほうがより高いポイントになるんです。
自分の出不精も解消されて、ポイントもちょっぴりお得で、2時間ちょっとを楽しく過ごせる。
まさに「三方一両損」状態です。
こういうことが続いてくると、人間さすがに慣れてきます。
一人であれこれすることが、苦にならなくなってくるんですね。
そんなこと、普通の社会人では当たり前かもしれませんが、自分はここに来てようやく慣れてきたという次第でして…
白馬に乗ってお姫様がいつ現れるか判りませんが、せめて馬に一人で乗れるようにはなっておかないとまずいですものね。
さあ、次は一人で何しようかしらん♪
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