7月のオリパラに備えて最終的な工事が行われている国立競技場。
千駄ヶ谷あたりを散歩していると、津田塾大学の看板を発見。
英語表記では、「塾」が抜けて、「TSUDA university」になるんですね。
津田塾というと、中央線の小平のイメージしかありませんでした。
都心に進出しているんですね。
調べてみると、2017年に千駄ヶ谷キャンパスに総合政策学部総合政策学科を設置。
校舎名を、女子英学塾の英語教師として赴任し、1902年4月に任期満了で帰国するまで貢献したアリス・メイベル・ベーコンにちなんで「アリス・メイベル・ベーコン記念館」と命名したそうです。
少子化の中、名門女子大学の経営もたいへんです。
女子大を志願する女子高生も減少傾向にあるとのこと・・・。
津田梅子さんは、わずか4歳で岩倉使節団の一員として渡米。
米国の大学を卒業、29歳の時に女子英学塾を開校。
「男性と協同して対等に力を発揮できる女性の育成」を目指したそうです。
今から100年以上前にジェンダー、ダイバーシテイ、インクルージョンのコンセプトを持っていたんですね。
すごい先見の明です。
世界的に見ても女性の社会進出が進んでいない日本・・・津田塾の卒業生には、政治や経済、行政など様々な分野のガラスの壁を打ち破る強いキャリアウーマンが出てくる可能性大だと思います。
2024年度に発行される5000円紙幣の顔となる、津田梅子さん。
1万円札には「資本主義の父」と言われる渋沢栄一、5,000円札には「女子教育の先駆者」の津田梅子、1,000円札には「近代日本医学の父」と言われる北里柴三郎・・・時代を反映し先取りしているように思います。
5000円紙幣の津田梅子さん・・・楽しみです。