【GRAND SEIKO】カレンダー枠付け

グランドセイコーです。自動巻き「オートマ」と呼ばれることもあります

【GRAND　SEIKOの始まり】1960年、スイス製が高級腕時計の代名詞とされていた当時、それまで培ってきた時計技術の粋を結集して「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という志のもと、グランドセイコーは誕生しました。 「初代グランドセイコー」は、国産では初めてスイス・クロノメーター検査基準優秀級規格に準拠したモデルとして発売。 発売価格は25,000円。当時の上級国家公務員の初任給が12,000円であったことから、破格の高級品であったことが伺えます

SEIKO社、最高峰の時計がグランドセイコーとの認識で間違いないようですね

今回はカレンダー枠外れてしまった事例です。接着剤で止めていますので経年劣化も起こりえます、また衝撃が加わると外れてしまうこともあります

四角い枠が外れ秒針に引っ掛かっています。

無理して針回すと針自体にダメージが発生してしまう恐れありますのでとにかく「そっと」扱います

まずケースからムーブメントを取り出し、枠もゆっくりと取り除きます

今回は秒針向きに注意しながら落下させて取り除きました

なるべく「触らない」ことに注力します

カレンダー枠自体に接着剤跡がありますので、残ったままだと接着効果薄くなりますので

取り除きます

通常扱う部品と強度が異なりますので、扱いは慎重に行います

本来の位置に再接着し、少しだけ重石載せます

文字板外しての作業だと機械への影響がでる恐れがありましたので、枠のみの接着、速乾性の高い接着剤使用します。無事完了。数日は乾燥の為にそのままにして、数日後組込です。

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