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震災復興について/乙女椿

2011年04月02日 09時23分16秒 | テキスト日記
今般の震災について、知人がブログで

○世界の悲惨なニュースと同じく遠く離れたところの話のように思ってしまう
自分が嫌。

○地震の揺れを経験しているのに何もわかっていない自分が腹立たしい。
○記事にあった悲惨な写真を見て胸が苦しいだけで危機感が無い自分が嫌。
○被災地から生還した人がいた事に良かったで終わっている自分が嫌。
○普通に戻りつつある自分が嫌。
○何かできる事は無いかというだけで行動しない自分が嫌。
○記事を書くことで自分を慰めている自分が嫌。
○震災を免れ、今、生きてる事が幸せだと思ってしまった自分が嫌。
○普通に戻ってきたテレビのバラエティ番組を見て笑っている自分が嫌。

と、つづっている自戒の言葉に、自分も同じだなぁと頷きました。
頷きつつも、以下のような思いも湧き上がって来ました。

被災された方々は以前の生活を取り戻す為に奮闘していますが、
震災の直接的な影響以外でも、日本全体の経済活動自体が沈滞しています。
でも、復旧が終わってから、いざ被災された方が生活を始めるにも、
日本全体が沈滞していては立ち直るのも心もとないのでは。

立ち直ろうとしている人に支援を続けて行く為にも
また、立ち直ろうとしている人を受け入れる余力を蓄える為にも
我々普通に生活できる人が普通に生活していく事こそが
大きな意味での支援になるのではないか、と。

多分、この考えは、今現在、現地へ行って手を差し伸べられない
自分への苛立ちを押さえ込ませる為の言い訳だと自分でも気づいていますが、
あながち、的外れでは無いかな、なんて思ったりもします。

ところで、こんな思いの中、僕の職場では、各部署各課から
1週間づつ1名のローテーションを組んで、
被災された東北の町(宮城県塩釜市)へ災害復興ボランティアに出かける事になりました。

上司から支援内容が課の皆に説明された時、1週間が短いと憤慨する人も居たくらいですから、皆さん、うずうずしてたみたいです。

まず来週から先陣を切って出かけるのは、名乗りを上げた最も若い独身の30代男性。鉄道好きの鉄っちゃんなので、鉄道で行けると良かったのですが、
北陸、東北日本海側を車で北上する事になるそうです。

この若手君の後は、職場の人でくじを引いて決めることなり、
僕は6人中5番目となりました。でも、これからの仕事の都合で抜けられない場合は順送りになるので、早い段階で行くかもしれません。

東北の被災地支援に向かう事が現実味を帯びてくると、やはり仕事に穴を空けないよう
気を使う必要があります。まずは、来週1週間は先陣を切る若手の人のフォローが必要。僕らの職場は管理的な部門ですが、各人それぞれ独立した仕事をしているので、果たして1週間うまく回せるか不安は大きいです。

でも、僕自身、いつの段階で声がかかっても動けるようにしたいなぁと思っていますね。

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写真は、乙女椿。今たくさん花をつけています。

こちらは露出補正なしで撮った画像にソフトタッチのレタを施しました。

撮影データ:OLYMPUSμ760,f=6mm,F/3.4,1/160s,ISO80

こちらは露出補正+1で撮った画像にソフトタッチのレタを施しました。

撮影データ:OLYMPUSμ760,f=6mm,F/3.4,1/80s,ISO80 

補正無しは花の雰囲気がそのまま出ますね。
補正を施したのは、花の周辺が白く砂糖菓子のようにも見えます。
花の中央のピンク色が花芯からじわっと滲み出るようにも見えて
これはこれでありかな、と思い両方掲載してみました。


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