『genuine・hana』花と線と布と

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プリザーブドフラワーについて

2012-02-05 | プリザーブドフラワー

フラワーをデザインするにあたって フレッシュフラワー・プリザーブドフラワー
ドライフラワー(フレッシュフラワーをシリカゲルの中で乾燥
又は自然乾燥したフラワー)・アートフラワーがあります
その中でも プリザーブドフラワーについてお話をしたいと思います


           プリザーブドフラワーとは


プリザーブ ( Preserve ) とは 「保存」とか「保管」という意味です
" 保存又は保管された花 "ということで プリザーブドフラワーと言います
近年 お水をあげる必要のないお花
フレッシュフラワーにはない発色を楽しめるお花として人気です

プリザーブドフラワーは 1991年にフランスで開発され世界に広まりました
工程として フレッシュフラワーを一度 脱水・脱色した後 
染料で着色してから乾燥させて作られています
仕上がりは フレッシュフラワーのように柔らかくてみずみずしいです
ただし ケアと保存の仕方で長くて3年 短くて1~2年と言われています

生産地は ヨーロッパ・アジア・南米・アフリカ・オーストラリア・日本など
現地で一輪ずつ大切にプリザーブド加工されています
色(染料)も豊富で 小花から大輪までサイズも多彩です

ショップで見かけるアレンジメントは 主にバラが多いですが
カーネーション・アジサイ・マム・ガーベラ・ジャスミン・カラー
・デンファレ・胡蝶蘭など種類も豊富でアイビー・ユーカリなどの
プリザーブドグリーンやプリザーブドフルーツなどもあり
フレッシュフラワーと同じようなデザインをみかけるようになりました
また バラにラメのような粉末がかかっているデザインもみかけます

プリザーブドフラワーは フラワー1輪の単価が比較的高いので
販売されている多くのアレンジメントは
メインフラワーなどの使用本数を少量におさえ
リボン・アートフラワー(造花)などを加えて
より華やかにそしてボリュームを出す工夫がなされています
メーカーさんによって価格・質など違いますが 
生産工程に手間がかかるので フラワー1輪の単価が
比較的高いということになります

とても繊細なプリザーブドフラワーは
制作の途中で花びらが欠けてしまう場合があります
デザインに支障がなければ取り除くか
欠けている場所が目立たなければ
専用ボンドで貼り付けがいいかと思います


          長く楽しくためのケアと保存

 
色移りやカビ発生・虫がつくなどの原因になる
高温多湿の場所は避けることをおすすめします
また 色あせの原因になる直射日光(紫外線)が当たる場所も
できるだけ避けてください
ほこりは 軽く息を吹きかける(またはドライヤーの冷風)か
花より柔らかい質感のメイクブラシなどでほこりを払うとよいでしょう
(専用ブラシも販売されています)
ただし ケアをする時は十分に配慮しながら行なってください
一番いいのは ケースに乾燥剤を入れて楽しむのがベストですが
花材によっては乾燥が大敵という花材もあります
どちらにしても 変質等が起こるかなと思ったら
逆のパターンの場所に置いて様子を見てください
季節によって 置く場所を変えたりするなど
ちょっとした気配りで長い期間楽しめます



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        いつも温かい ありがとうございます
        これからも引き続きよろしくお願いいたします


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