~プロローグ~
「愛~起きなさい!!いつまでも寝ないの」
「分かったから!起きるって!ママぁ~!」
といつもの会話が始まる。そして変わりない日常が始まる。
「行ってきます!」とあいさつをし、電車にのるため駅へ向かう。
「あれっ?今日は座ってるなぁ・・・。しかも寝てるし(笑)」
いつもの席に座ろうと思ったが、違う人が乗ってるから駄目だった。
向かいの席に座る。やっぱり景色が違うなぁーって思っている私がいた。
「っんー・・・。あっ」
「あっ。」
目があっちゃった。
「ごめんなさいっ。」と謝る私・・・。なぜか笑われた。
「君面白いねっ。」と相手も笑う。以外に優しい人かな?
「君。名前は?」
「へっ?あっ、愛です!永澤愛です!」
「ふっ。そんなにはりきらなくていいよっ。」
「あっ。すみません」
あぁ~。恥ずかしっ!もうやばいよぉ~!
「そーいえば、名前は?」
「俺っ?俺は夏川翔太。」
「へぇ~そうなんですか!」
(次はー早川ー早川―・・・)
「じゃっまた明日!」
「うん。また明日!」
また明日・・・っか。明日も会えるかな?
また会いたいなぁ・・・。