智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

急性膵炎で入院したこと

2017年05月03日 | 健康、バレエ、水泳
結婚披露宴で着るドレスを決めて、ホテルの衣装室の扉を閉め、
廊下を歩きだした途端に、急に気分が悪くなり、その場でしゃがみこんで、
母に付き添われてトイレに入り、便座に腰かけたものの、
急に、激しい下痢と同時に嘔吐が襲ってきて、
手荷物の袋に向って、咄嗟に吐き出したが、納まるどころか、
左腰に激痛が走り、顔から血の気が引き、脂汗が止まらず、
便座に座る姿勢もつらくて、ペーパーホルダーに持たれ、
「痛い」と唸りながら、下痢と嘔吐を繰り返す娘の様子に、
母はただ事ではない、と衣装室に飛び込んで、ホテルに助けを求めました。

宴会担当の支配人が駆けつけて、同じ階の一室を手配して下さり、
婚約者に負ぶさり、部屋に入ったものの、全身汗でびっしょりと濡れ、
今度はがたがた震えが来て、寒気が止まらず、バスタオルを巻きつけ、
経験したこともない激痛に、もんどり打つしかなく、
母がひたすら左の腰をさすってくれ、少しは楽になるのですが、
短時間の激しい下痢と嘔吐と脂汗で、意識が薄れるのを感じました。

救急車を呼んで、慶応病院の救急外来に駆け込み、検査した結果、
急性膵炎で、即、入院となりました。
25歳の夏の終わり頃の話です。

検査の数値が悪く、3か月から半年の入院!、
絶対安静、下々もベッドでするように、と診断され、
「先生、それは、嫌です。トイレは自分で行きます」と言うと、
トイレ付の個室に入ることになりました。

原因は不明で、職場での疲労や心労が重なったからか、
男性は暴飲暴食が原因だったりするそうですが、女性に原因不明が多いそうです。

3日経つと数値が良くなり、「この分では、入院は1か月ぐらいか・・」
5日経つと、「1週間で退院していいです」と急に回復していきました。
退院後の食事について指導を受け、
3か月ぐらいは、肉、刺激あるカレー、脂っこい物を避けるように、
しばらくは魚と豆腐でタンパク質を摂っていました。

職場に復帰すると、上司たちは私に「お酒を強要」しなくなりました。

それまで、私は「飲めない」と断っても、上司たちは「練習すれば強くなる」
と無理強いして、私も場の雰囲気を壊さないよう、乾杯のビールは一口、
小さな50cc位のグラス一杯のビールを、2時間かけてチビリチビリ飲んで
翌日、だるくて、仕事にならない「2日酔い」で、トイレで居眠りしていました。
このようなことも遠因だった、と思います。

3年ほど無理が効かず、食べ合わせが悪いと「怪しい」症状に襲われましたが、
10年、20年、食生活も用心して、安定しております。

あのとき、母がさすり続けてくれたことで、痛みが軽減し助かりましたこと、
有りがたかったこと、想いだしました。



スポーツジムのシャワーで指を切る

2017年04月26日 | 健康、バレエ、水泳
会員となっているジムのプールは、JR駅前ビルの最上階にあり、
三方向ガラス窓で景色が開け、富士山を高層マンションが隠して見えないことを除けば、
秩父の峰々を見渡せる眺望は「ホテルのプール」みたいで、実に清々しく泳げる。

プールを利用し終え、いつものようにシャワーを利用しようと水栓金具に触れたら、
左手に「ズキッ」と痛みが走り、薬指と中指が切れて血が・・・・
驚いて、親指でキレた箇所を止血して、「いったい、どうして!?」と
水栓金具をよく見ると、塗装とプラスチックが破断して、尖った金属が露出していた。

髪をシャンプーで洗っている最中の出来事で、右手だけでなんとか注ぎ洗い、
体をバスタオルで巻く動作のため、左手の止血を止めると、タオルが血で染まり、
気が動転してしまう。

濡れたタオルを絞るのも諦めて、バスタオルを巻きつけた状態でフロントに電話して、
手を切ったこと、至急、タオルと、バンドエイドを用意して欲しい旨、対応求めました。

応急手当を終え、着替えを終え、社員に水栓金具の対応処理を求めました。

合わせて、冷水プールの塗装がはがれ落ちており、
塗装の破片を踏んで、水でふやけた足裏を切る危険を感じていること、
また、剥がれて斑らになった壁面で、指を切りそうで怖いと感じていること、
迅速な対応と、責任者による文書の報告を求めました。

利便な立地で、利用客も多くて、繁盛しているジムなのに、メンテを怠るなんて、
健康になるために通っているのに、怪我をするなんて、ショックです。

主婦が指を切ると、水仕事に差し障り、調理の衛生面が心配になります。
二日間ズキズキしましたが、幸い化膿せず傷口もふさがり、安堵しました。

「もらい事故」は本当に嫌なものですね。

更年期に負けない為、大塚製薬の「エクエル」を飲んでいます。

2017年04月14日 | 健康、バレエ、水泳
更年期(閉経の前後の10年ほど)のつらい症状は、個人差があるようですが、

私の場合、後頭部の「のぼせ」を通り越して、ひどい頭痛となり、思考停止の日々が続くので、

婦人科医に、女性ホルモンの補助剤シートを処方してもらいました。

シートをお腹に貼ると、すーっと頭から鈍痛が消えていきます。

更に、医師から「副作用がなくて安全だよ」と大塚製薬の「エクエル」を勧められ、飲むことにしました。


大豆製品は女性にいい、という通説がありますが、

大豆イソフラボンを摂取して、女性ホルモンに似た「エクオール」に消化し吸収できる為には、

ある腸内細菌を持っていることが前提で、日本人の二人に一人は、持っていないそうです。



さて、大塚製薬に購入を申し込むと、尿検査キットも同時に届き、腸内細菌の有無を調べてくれてます。

結果、私はありませんでした。

どうりで、せっせと毎日、納豆やら奴豆腐を食しても、「女性にいい」とはならない訳です。


企業の自作自演では?と半信半疑で、2~3か月飲み続けますと、シート薬を張らなくても普通の生活ができ、

更に、不思議なことに、以前よりお酒が少し、飲めるようになってきました・・・

ビール5ccから10ccに増えた程度ですが、一口から三口になって、ゆっくり味わえます~


「女性ホルモンが減少する閉経後、骨粗しょう症になるリスクが上がる」のは衆知ですが、

最近、医療紹介記事で、「お酒飲めない女性は、飲める女性より骨粗しょう症になる率が高い」と目にして、

もしかして、もしかすると、

この腸内細菌を持っている人と、お酒を分解する酵素を持っている人と、因果関係があるかも・・・

と思って、大塚製薬のお客様の声に投稿してみます。


更年期障害って、「働いたり、忙しくしている内に、忘れるものよ~」と言われると、

目も開けていられない頭痛に苦しむ私は、「個人差だよ!」と内心毒づきたくもなり、

エクエルを飲み始めて「忘れられる」程度のホットフラッシュに抑えられており、有りがたい限りです。




還元型コエンザイムQ10を飲む

2017年04月13日 | 健康、バレエ、水泳
朝日新聞の記事で、癌免疫薬オプジーボと、細胞内のミトコンドリアを活性化する薬を併用すると、

がんを攻撃する力が強まる可能性があることを、紹介していました。

また、別の媒体では、癌に罹患した臓器は、ミトコンドリアの活性度が低い、とのこと。


そこで、ミトコンドリアの活性化に役立つ栄養補助剤コエンザイムQ10を、夫婦で取ることにしました。

因みに、コエンザイムQ10は、当初、心臓動脈血管系の治療薬として開発されたのが、

大量生産の技術が可能となって、ビタミン剤として出回る様になったそうです。


以前は資生堂の酸化型COQ10を飲んでいましたが、

夫も飲むということで、これを機に、還元型のカネカと協和発酵の2社を比較して、

協和発酵を定期購読することにしました。

夫は癌を、妻の私は血管系疾患を恐れていますが、

「飲んでも、罹るときは罹るもので、その時「効果なかったじゃない!!」と怒るのではなく、

「もし飲まなかったら、その病気に、半年や数年、早く罹患していたかもしれない。」

と考えるつもりで飲んでね」


と夫に申し伝えております。

持田製薬のフルフルコラージュ・ネクストシャンプー

2017年04月06日 | 健康、バレエ、水泳
シャンプーはシリコン系だと毛穴をふさいで、頭髪が痩せるよ、

と美容師さんに指摘され、ノンシリコン系で近所の薬店で購入できるものを探し、使用開始して8年になります。

夫は頭髪がありませんが、頭皮の調子がいい、と申します。

「しっとり」系のシャンプーを使っていますが、「リンス」を使用しなくても私の場合は十分です。

以前は、吹き出物が生え際に生じたりしましたが、これに替えて、でなくなりました。


ジムでは、小さな貸ロッカーに、このシャンプーとボディーシャンプー、J&Jの乳液を置いて、

プールの塩素水でパサついた髪や肌に、この乳液だけで対応します。

以前、冬のヨーロッパを旅した時、どのホテルのアメニティーも、シャンプー、石鹸、ミルクローションの3本で、

リンスが無いことに気付き、もしかして、こちらの方は、ローションで頭髪と肌の両方を対応しているのでは・・・?

では、一本で絞れるブランドは?

ということで、J&Jベビー乳液に辿りつきました。


若いころから、化粧水のあと乳液、美容液、とか、私は面倒に感じてしまうたちで、

美容部員に「さっぱり系の」これとこれ、を勧めます・・・と言われると、

そうですか・・・とにっこり笑って、

後日、「しっとり系」の化粧水1本で、乳液は買わないで省略していました。


高価なものを否定するわけではありません。

母がイタリア旅行のお土産で、修道院の一つ2500円もする石鹸を、話の種に買ってきてくれました。

冬の乾燥した時期に、蜜蝋とハーブでできたその石鹸で洗うと、肌がしっとりと潤い、感動とともに驚きました。

今、日本でも通販で買えますし、銀座に出店しているようですが、

王侯貴族向けの一品という感じで、庶民の域を出ていますね・・・


先日、パラオで3種のココナッツ石鹸を買いましたが、1個6ドルの透明な石鹸が、香りと品質が良く、

夫も、いつまでも泡立ちが良く、しっとりすべすべする~と、頭頂から愛用しています。

夫いわく「石鹸なんて、違いなんか無い~って思っていたけど、あるんだな~」

しかし、パラオは遠い国、次行けるのはいつのことやら~、

パラオの石鹸もラスト1個。

これが終わると、夫はいつもの「保険屋さんが持ってくる石鹸」に戻り、私は「フルフル」に戻ります。



ジョンソン&ジョンソンのベビーオイル

2017年03月26日 | 健康、バレエ、水泳
私は、あまり美容に投資しない方だと、思っている。

普段のメイクは眉毛を描き足し、口紅を少々引く程度で、日焼け止めを塗るのも嫌で、帽子をかぶるようにしています。

日焼け止めも、ファンデーションも塗らないので、化粧落としもいらない。


さすがに冬になると、お肌が乾燥するので、J&Jのベビー乳液をお風呂上りに、全身+顔 に塗る。

夫も同じく、ついでに頭頂にも塗っている。

最近、プールに入るようになって、塩素消毒で肌が荒れるので、間違って買ったJ&Jベビーオイルをお風呂上りに塗ってみた。

すると、翌日のプール前のシャワーで驚いたのは、お肌が水をはじいている!

プールの水面にオイルが浮かびはしないか~と、恐る恐る入っても、まったく問題なし。

プールから上がっても、お肌はプールの水をはじき、石鹸で洗い落すまでは効果を発揮していた。

お蔭様で、プールの水で肌が荒れなくなった。


帽子については、幼稚園に通っていた頃か、

日射病で2度ほど倒れた折、頭頂の黒髪が高温だったことを幼心に反省し、マメに帽子をかぶるようになった。

帽子が、目に日差しが入るのを防いだお蔭か、年齢の割に、目の老化の進行を抑えられて、白目もまだ青い。


20代30代は会社勤めで、お化粧をフルにしましたし、マンション住まいで空気は乾燥して、

それなりに値の張る化粧水や乳液やら塗っていました。

今、周囲の庭木や土に囲まれて、これらが天然の保湿剤になるためか、家の中は適度に湿気が保たれて、

乾燥する関東の冬と花粉が飛ぶこの時期は、室内で洗濯物を干すため、これまた加湿器代わりとなり、

お肌が乾燥しないで済みますので、つっぱるな~と感じたときに、ベビー乳液かオイルで対応します。


このいい加減な手抜きのお蔭か・・・実は、小じわが少ないのです。(周囲からも言われます)

もちろん、おでこに横三本の大じわは、しっかりあります。

しかし、細かい小じわが目の周りに出来ないのは、肌を触らず、結果、皮膚を引き延ばさなかったことが遠因では・・・

と密かに考えております。

デパートの化粧部員さんは、若くても、目元に小じわが多い人を見かけます。

目の周囲を綿密に化粧して、更に化粧直しをして、最後は化粧を落とす毎日を繰り返すと、皮膚が伸びるのでは・・・

と疑う次第です。


あと、肌はきめ細かい方ではなく、若いころは、色白のもち肌にあこがれていた。

ところが今は、きめが細かい方が「伸びしろ」となって小皺ができやすく、

私のように粗い方が、もともと伸びているので皺ができにくい、

私は、若いころニキビで損した分、歳をとって得をしている・・・と思う次第です。


帯状疱疹の呪い

2017年03月09日 | 健康、バレエ、水泳
私が高校2年の夏、帯状疱疹に罹り、左背中から左腕の腋下を通って、胸の中央まで、左半周やられました。

背後から始まったので気付くのが遅れ、折しも母が九州に法事のため留守で、母の帰宅を待って病院に行ったのですが、

老医師は「ここまでひどいと、年をとってから痛みの後遺症が出るよ 」と予言しました・・・・


あれから数十年経ち、予言通りとなりました。


むろん、見過ごせない痛みは、若いころから有り、左肩と背中のひどいコリをマッサージでほぐしたり、

水泳で肩を鍛えたり、バレエで背筋を動かしたり、

最近では、泳ぐより歩く方が、水圧を利用できて循環が増して、痛みが軽減するので、

ジムの38度設定の温水プールに入り肩をほぐし、90度設定のサウナで痛みを忘れる工夫はしていました。


左背中の冷えとコリは、左肩の四十肩(いや五十肩と言うべきか)を招き、この炎症から回復するのに2年もかかりました。

回復とリハビリに努め、昨春、バレエを再開しました。

3度目の通算3年目の挑戦となる「大人から始めたバレエ」。

やるからには、信頼おける師の下で学ぼうと、3人の良き先生を探し、週3回の初級クラスに気合入れて通っていました。


しかし、この冬に入って、近所への買い物に、50m歩くと両足に鈍痛がジワジワ襲ってきて、100m地点で休んで、また歩く・・

という事態に陥りました。

8年前の冬、2度目の2年目のバレエの時、酷いギックリ腰(ヘルニアも発症)となり、4年間、整形外科のリハビリに通う日々・・・

これが頭をよぎり、まずは静養につとめましたが、自力で回復できませんので、

お世話になった整形外科の女医先生の元へ事情を説明すると、レントゲンを撮り、8年前と比較します。


幸い、レントゲンで見て脊柱管の異常が明らかになる程度まで、進行しておらず、

「四十、五十代の女性が似たような症状を訴えてきますが、今は、特効薬が有ります。リリカです。」

「先生、以前、帯状疱疹と疼痛が酷いので、先生から処方していただいた、あの薬ですね。」

先生は覚えていらして「そうです。」

「先生、私はその薬が劇薬なのを知っていて、どうしても痛くて眠れない時に、最終兵器として、お守りのようにして、飲んできました。

今でも、少し残っています。」

先生「ええっ!もう処分してください。消費期限過ぎてますよ。」


リリカは神経障害の特効薬だそうで、鎮痛消炎薬と併用することになりました。

私は先生に、ロキソニンは全身がムクミやすいので、ボルタレンの方が胃腸障害も軽いことを話しました。

次に、1年間運動して、体重を5kg落としたことで、だいぶ痛みで眠れない頻度が減ったことを伝えましたら、

先生から、「リリカは食欲亢進して太る可能性がある」と告げられました。



さて、夫に事情を話し、「朝は(夫の支度のために)起きれないかもしれない。あと、息をしているか、確認してね」

と薬を飲んで、ベッドに入りました。

しばらくすると、背骨からの左肩、左腕に向って温かい血が通う感覚が走り、

次に、腰から両足に向ってポカポカと温まり、体が、すーっと軽くなり、気持ちいいな~と眠りにつきました。


翌朝、両手の指を、ピアノを弾くように動かすと、両手が同じ俊敏さで動くことに、驚愕しました。

私、右手5本指は滑らかに動かせるのですが、左手小指と薬指はノロノロとしか動かせなかったのは、「利き手」ではないから、

と見做してきましたが、そうではなく、帯状疱疹の影響で神経に麻痺が生じていたことに気づきました。


8年前のヘルニア発症以来、右腰から右足指の薬指と小指の感覚が鈍くなっていましたが、これも解消されました。

シンデレラにかけられた魔法のごとく、薬の効果は昼には消え去り、痛みが甦ります。


鎮痛消炎剤も効いているようで、神経痛の周囲の緊張し疲労した筋肉が、回復していくようで、毎日、痛む箇所が移動していきます。

久しぶりに38度のプールに入ってみると、左背中と胸の痛みが消えり、喜びもつかの間、腰の鈍痛が忍び寄ってきました。


ここで合点しました。

私は、帯状疱疹の痛みが強すぎて、他の痛みに気がつきにくく、

他の痛みが帯状疱疹の疼痛を上回る、つまり症状が悪化しないと気が付けない、そんな体なのだ、

という現実です。


人間は、いちどきに一か所しか、痛みを感じられない仕組みであることは知っていましたが、

8年前のギックリ腰も、3年前の四十肩も悪化して気づき、結果、治癒に時間がかかってしまいました。

体を酷使しても、疲れに気づきにくく、帯状疱疹の痛みが酷くなるな~としか感じられませんでした。


ということは、今後、癌に罹患しても、骨に転移するなど痛みのレベルが上がらないと、私は異変に気付けない。


さておき、目下のところ

バレエ教室も休会し、ジムのプールにも通えず、車の運転もおぼつかない私は、

薬の作用で「よくもこんなに眠れるな~」とあきれていましたが、少しずつ回復してきているようで、

テレビを見ることができるようになり、冷蔵庫をしょっちゅう開けては、ついに太り始め、

そうだ、ブログを書いて、食欲を紛らわそう!

となりましたとさ。めでたし、めでたし。


高気圧がだめなら水圧だ!

2015年09月05日 | 健康、バレエ、水泳
低気圧が停滞すると、ムクミがひどくなり、

体中の古傷がアチコチ痛み疼くことにつきましては、寒邪と湿邪で述べました。

そして、秋雨が始まり、また、苦しい日々が・・・・

あまりにも苦しいので、苦し紛れに考えました。


低気圧、高気圧・・・・

高気圧を私は呼ぶことは、出来ない。

高気圧に覆われたハワイに、痛む度に行けない。(本音は移住したい)

高気圧カプセルを利用しに行くのは、閉所恐怖症の私は、二の足を踏む。


高気圧、高気圧・・・・そうだ、水圧だ!


早速、試にジムに行き、プールで「歩く」ことにしました。

水圧を受けたい私は、「泳ぐ」のではなく、「歩く」ことにしました。




ジムは、さほど冷たくないプールと、お風呂みたいに温かいジャグジープールがあり、どちらも水深1.1m。

温冷浴も兼ねて、プールとジャグジーに交互に入り、20分ほどで上がりました。

すると!!!

往路、パッツンぱっつんにキツかったズボンが、帰路にはスルリと履けるではありませんか!!!

着替え終わって、自宅に戻り、夜になっても、ジワジワ汗が出続けます。

その間、痛みも消えました。



これまで、運動して体力を上げ、漢方を飲み、痛みから解放されようとしましたが、上手くいきませんでした。

それで、驚きと共に、自己分析してみました。


低気圧が停滞すると、運動しても汗が出ずらく、きつくてだるくて、運動する気が失せるようでした。

家庭のお風呂に入ることで、体は温まりますが、汗はその場限りです。

お風呂の水深は浅く、水圧は小さいです。

10年以上前にもプールを利用しましたが、冷たい水で神経痛が誘発されて、「泳ぐこと」を辞めました。

「泳ぐ」と浮いて、水圧が小さくなります。



水圧を受けると、リンパや血液の循環の助けになるようです。

着圧靴下を履くと、足が冷えませんが、それ以上の効果です。

60分全身マッサージを受けた後の感覚に似たものが、20分の水中徒歩から得られました。


というわけで、最近、はまっています。

湿邪と寒邪

2015年07月14日 | 健康、バレエ、水泳
とても暑い日が続きます。

皆様お元気でしょうか?

私は、この暑さに、この風に感謝しつつ、汗を流しております。


と申しますのは、先週までの私・・・・・

古傷の三重奏に、新手が加わり、痛みの四重奏に苦しんでおりました。

一番古株、30年前の帯状疱疹由来の肋間神経痛、7年前の右腰のヘルニア、1年前の右足の捻挫が、日替わり秒替わりで疼き、

更に、現在進行中の左下奥歯の根治療が加わり、

6月から7月初旬まで、毎日をしのぐのが精一杯でした。


昨日の晴天から、体調が上向いて、

今朝は 近所の丘陵地帯を、ノルディック・ウォーキング(ポール2本を手に持って速歩)1時間でじっくり汗をかき、

昼は 家の中で、ストレッチやら腹筋・背筋を鍛え、

夕方は いつも車で出かける買い物を、徒歩で汗を流し・・・・

いやあ、気持ちいいこと!痛みとお別れできました。

太平洋高気圧に感謝、感謝。


東洋医学では、この湿気を湿邪、寒気を寒邪と呼ぶそうで、

今年の長雨は、湿邪と寒邪の両方が押し寄せた為、弱いところに痛みとなって現れる・・・・

と伺い、わが身を持って納得しましたが、

こんな梅雨は、今年だけの例外であって欲しい、そう願います。

免疫力が弱い

2014年12月11日 | 健康、バレエ、水泳
7月、8月と2回、右足首を捻挫して、バレエどころではなく、

9月、10月は、スポーツジムで、マシーンの筋トレに励んでいました。


11月10日に暗転。下痢・嘔吐から始まり、

8日に鼻水を垂らした甥っ子から、風邪を拾ってしまったようです。

自宅で、静養すれば治るだろうと、咽喉痛と鼻水と微熱も2週間経過して治まり、

24日にお歳暮を選びにお出かけしたら、25日の夜中、下痢・嘔吐、咽喉痛・・・・

同時期に、婦人科系もトラブルを抱え、

11月は、整形外科、内科、婦人科、耳鼻咽喉科と総合病院の中を歩き回り、

一時期は、一日3回、6種類の薬を飲みました。

老を取ると医療費がかさむ、とは知っていたものの、

まさか自分が今、こんなに薬を飲むことになろうとは、絶句しましたが、

薬がよく効いて、諸症状は12月初旬に治まりました


「嘔吐」とは即ち、胃液の酸を歯に浴びせることですから、歯に良いことはありません。

奥歯が欠け、歯痛も抱え、ようやく「釣り兄貴」の歯医者にたどり着きました。

体調不良の二重三重奏を語りますと、

先生いわく「免疫力が落ちると、出血が止まらなくなる事態がおきる。」

「今は、仮治療しておくから、3月暖かくなったころ、またおいで。」

「免疫が回復するまで、しばらく、人ごみにでないで、家で暖かくして。」



そういえば、国立国際医療センターの感染症科の先生に、

「免疫力は、持って生まれた強さ弱さがあって、

弱い人は、免疫力が獲得されにくく、病気になりやすい。」

中国に渡航する前に、当センターにて6種類の予防接種を推奨されましたが、

その結果、私は半年間、微熱と倦怠感と戦うはめになりました。

インフルエンザの予防接種では、2週間微熱が続きました。

センターの先生に相談しましたら、かように指摘され、

「インフルエンザの予防接種も、幼児と同じように2回に分けて打つか、

いっそ、受けないで、流行している時は、人ごみにでない、のも方法です」


そうでした・・・・

災いは、忘れた頃にやってくる・・・


12月の今、スーパーも空いている時間帯を狙い、

子供達が通う書道教室も、しばらく休み、

人が集まるスポーツジムも、休み、

家で、思うことを文にまとめたり、しています。


が・・・やはり、体は動かそう、とジムは再開し、

タオルを首に巻いて、咳き込んでいる人が近づいたら、タオルを鼻・口に当てよう、

と自衛しています。

上手に、この体と付き合っていけるようになりたいです。

三顧の礼、師を選ぶということ

2014年05月30日 | 健康、バレエ、水泳
中国の故事で、

三国時代、劉備が諸葛亮を軍師として迎えるため、三度訊ねてお願いして、ようやく受け入られた

かの由来から、礼を尽くして師を迎い入れることを指します。


私のバレエの師ですが、これまで、複数の先生から学んできましたが、

探し回った甲斐はあって、今、縁に恵まれた、と実感しております。


週に3回のレッスンはしないと、下り坂に向かうので、

ジムの多くの先生の中から、3人の先生を探し当てました。


一人目の先生は、一人ひとりの特徴を見抜いて、今必要な先の一歩を示し、

具体的に、「ここに意識して」と直しに来ます。

全体に示す時は、ある生徒に「ちょっと足貸してね」と指導を皆に見せます。

「皆もそうしてね」と足を直された人だけの問題ではないと、

その人のプライドが傷つかないよう配慮します。

また、有料レッスンに参加したことがある人の名前は、必ず覚えていらっしゃいます。

レベルの高い生徒さんが、男女問わず参加します。

ほっそりとして、日本人形のような涼やかで凛とした目の先生です。


二人目の先生は、初心者を対象としたクラスの中で、

自分が出した課題を、「できるかな?だいじょうぶかな?」「分からなかったら、こんな風にして」

できない生徒への心遣いが、温かく感じ、教えることへの自省を感じます。

また、初心者が陥りがちな悪循環を、具体的に指摘して、そこから抜け出す方法も示します。

私などは、失敗してもいいんだ・・とプレッシャーから開放され、一皮剥けました。

スラリと背が高く、お祭りで法被を着てお神輿を担いでいそうな、粋でボーイッシュな雰囲気です。


三人目の先生は、話し方も個性的で、音の捉え方、表現も豊かで、

美大の学生のような、振り付け師のような雰囲気を漂わせていますが、

分析力が鋭く、的確な理論で、どうやったら一段上に上達できるか指導されます。


お三人とも、私より、相当お若いことは確かですが、

なるほど・・・と、目から鱗は落ちますし、1歩ずつ上達していることを実感できます。

そのような訳で、多少遠いですが、めげずに通い、充実感の中でレッスンが終わります。

先生には、「○○のところ、本当によく分かりました。ありがとうございます。」

などと具体的に良かったことについて、感謝の言葉を伝えるようにしております。


バレエ、3度目の挑戦、通算3年目の挑戦、3人の師と出会い、

この縁を大切にしたいと思います。





ティップネスに通い始めて

2014年03月27日 | 健康、バレエ、水泳
ティップネスに通い始めて1ヶ月になりますが、所感を述べますと・・・

同じTジムでも、場所によってかなり雰囲気が異なることに、あらためて実感します。

ですから、これからジムに入会されることを検討される方には、

いくつか見学し体験されることを、お勧めします。


まず、施設面では、

フロアーの各施設の位置関係が、入り口受付から一望できるのですが、

これにより、スタッフが助け合って、緩急の客の応対に当たっており、好印象です。

以前退会したS駅のTは、受付と運動フロアーの階が分断し、

受付は、受付スタッフの休憩場所同然で、フロアーへ目が行き届かないようでした。

建築設計における「場の構成」からくる影響は、侮れませんね。


お風呂とサウナも、K駅のTは広くて、ゆったり利用できますが、

S駅のTは狭く、塩素臭が漂い肌が荒れ、湯船の利用を控えていました。

ただし、新たな問題があって、K駅のTには、中国系の利用者が多く、

彼女達の入浴・サウナでのマナーが、いかがなものか???

マナー注意書きが「日本語」でありますが、中国語、韓国語、英語で併記して欲しいです。

不愉快な事例に遭遇してしまいます。


周辺人口の多いK駅のTは、運動メニューが豊富です。

私は、バレエに週3回参加していますが、この他に、フラダンス、太極拳もしています。

この3種科目の前後に、ヨガ、アクティブ・ストレッチなど、

体調を整える作用のある講座に参加して、筋肉をほぐしてからバレエに参加しています。


特に、このアクティブ・ストレッチは、骨盤に配慮して斜めに傾斜した座布団に座り、

骨盤、股関節、背骨、肩甲骨の深い運動とストレッチを行うもので、

ぎっくり腰を繰り返す、私の不安定な右腰と、

帯状疱疹後の疼痛から、血行が悪い左肩甲骨、および四十肩のリハビリに役立っております。


ヨガも、深部筋肉の筋トレとストレッチになって、爽快です・・・・が、

これまた、問題が生じています。

それは、靴が強烈に臭い!!! 人がいることです。

男性に多いので、場所取りは重要ですが、後から来た男性に傍に陣取られると、

もう、逃げ場が無く、悪臭に耐えるか、退場するか、2者択一。

シューズ・クリーニングのサービス提供を、Tに提案してみようか、と思案しています。


最後に、利用者の人間ウォッチングですが、

バレエに参加する人は、フラ、太極拳に参加せず、その逆も真なりで、

利用者の雰囲気、体形、が全く異なりま。

雑学、雑食の私は、3種に掛け持ちしていますが、それは「偏らない」ため。

以前、バレエに偏りすぎて、体を壊しましたので、自ら戒めております。


体の活性化は、頭の活性化につながり、

外国語学習への容量が広がり、こちらも順調です。

不思議な副作用ですね。


ジムに通い始める

2014年03月10日 | 健康、バレエ、水泳
昨年末来のぎっくり腰も、整形の整体の先生と、中国式マッサージの施術で、ようやく治まり、

昨年の春以来の四十肩も、最近はようやく動き回るようになり、

この春から、なまった体を鍛えようと、スポーツジムへ通うことに決めました。


ジムはネットで各社の特徴を探り、JR線K駅最寄のTジムにしました。

6年前、私鉄S駅のTジムに通い、問題があって辞めましたが、

同じTジムでも、K駅は主要駅で人口も多く、ジムも数件あり競争があるせいか、

S駅より施設も充実し、スタッフの雰囲気もよく、内容も顧客層に合っている感じで、

今のところ満足です。


我が家は、私鉄S駅まで6km、JRのK駅まで7kmに位置し、

両駅までバスで30ー40分かかり、往復460円。

ジム・ウエアなどリュックに背負い、バス停まで12分歩くのも気が重く、

さりとて、駐車代1日500円を見つけましたが、ジムまで徒歩15分。

自転車では、往きは下り坂ですが、帰りはひたすら上り坂で、最後は急な上り坂・・・

しかも道幅が狭く、車との接触事故が怖くて、運転が苦手。


結局、荷物が少ない時はバス、多い時は車にして、

駐車場は、隣接デパートの提携Pにして、帰りはデパ地下で食料品を購入し、

Pの2時間サービスを受けることにしました。

その点、S駅周辺は1日500円Pが近接し、便利でお得でした。


さて本題ですが、ジムではヨガ、ピラティス、バレエ、フラに参加しています。

そう・・・バレエ、3回目の挑戦です。

腰の故障で断念し、もう2度とできないと諦めましたが、あれから6年経ち、

今回は、ヨガやストレッチなどの講座を前後に挟み、バレエをやってみています。


以前のように本気にならず、そこそこの量で抑えようと、自分に言い聞かせています。

ヨガや骨盤調整型のピラティスが、自分の体に合っていることを実感しました。

それでも、「ヨガのためのヨガ」では、ちょっと足が遠のきそうで、

「バレエをするためのヨガ」なら、俄然やる気が高いのです。

やっぱり、バレエが好き、なようです・・・・

バレエやめたの

2010年02月02日 | 健康、バレエ、水泳
昨年12月より膝の激痛が始まり、

年末年始風邪ひいて、ゆっくり休養したのに、ひどい腰痛が右側に残った。

レッスンの度に、整体しないと左右の不均衡が戻らない。

整形外科の門を敲いたところ、腰骨と骨盤の問題を指摘され、

このような形体の人は、若いときから腰痛とぎっくり腰を繰り返す。

と言われた。

それで、これまでの出来事が理解できた。

3年前、ゴルフしたときも、右腰にひどいぎっくり腰になり、中国の整体で治したこと。

2年前、八甲田山の山歩きの後、

昨年10月、京都旅行の後、

そして12月から1月頻繁になった。


もちろん、手をこまねいていた訳でなく、

整体や接骨院の先生から教わった、腹筋背筋筋トレも実践した。

朝晩、ストレッチもやった。

それでも回復できないので、マッサージ、針灸、整体、接骨院に通い、

痛みが不可解なので、整形外科へ。

それで、納得できた。

自分の努力が足りない、と今まで自分を責めてきた。

でも、そうでなく、自分体に潜む弱さが、年齢とともに現れてきた。


家族や、夫の助言に従い、バレエをやめて、

自分の体に合った、なにか、努力の報われるものを、探すことにします。


ひなたぼっこ

2009年12月12日 | 健康、バレエ、水泳

トウシューズを履き始めて3ヶ月。

いろいろ試して、これが3足目。 この靴なら、大丈夫そうな予感。

週3回のお稽古に、ほぼ毎日の自宅での復習で、腰と膝が悲鳴を上げてきた。

今日は、なにも考えずに、休養しよう。



やると決めたら、とことんやらないと気がすまない性分。

ゴルフを始めたときも、コース週3回に、練習場にて半日打ちっぱなし、

さらには会員権まで買う始末・・・・



勉強も、仕事も、同様な姿勢で臨んでいました。



しかし、年齢を重ねると、休養も織り込まないと、故障してダウンすることがわかり、

くやしいが、お休み。