グリムノーツ

「おばあちゃんのところへ行かなくちゃ」

「……あの赤ずきんちゃん、ナタ持ってますよ」

「普通じゃない？」

「先輩の目に一縷の迷いがないのが怖いです」

「このマンガ読んでみ

	Holy Brownie （１） (ヤングキングコミックス)
	六道神士
	少年画報社

（本を渡して、その場を離れる）」

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デミサーヴァント読書中

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「……う」

「はい、洗面器」

「……あうあう」

「うん、夢野久作とか大好きとか真顔で言うツンドラ少女じゃないマシュには、刺激が強すぎたか……ドクターを呼んでおいたから」

「うお、いったい何をしたんだい？」

「マシュの幻想をぶち壊（ブロウクン・ファンタズム）したところです」

「あ、これは刺激が強いものを……これを中和するのは……これしかないな

	月光条例 コミック 全29巻完結セット (少年サンデーコミックス)
	藤田 和日郎
	小学館

」

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デミヒューマン読書中

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「で、ですとろー（SAN値　0）」

「あ」

「これも、赤ずきんちゃんの表現が過激だな〜」

「8巻までしか読んでないからだよ！全部読めば！」

「こ、これならどうだろう。ソフトランディングにはもってこいのはず！

	ウサギとカメとトコちゃん
	所 ジョージ
	シンコーミュージック

」

「あ～これも刺激が強いねぇ……ここには劇薬しかないのかい？せっかく作家系サーヴァントもいるんだから、ハートフルな話を頼んでみたらどうだい？マシュはアンデルセンが大好きだったろう？」

「悲劇作家と全滅作家の原点にムチャぶりしますね」

「あ～そうだった、そうだった。なら、しょうがない。ナーサリー・ライムとしばらくいっしょにしておこうか」

「ああ、彼女は心のオアシスかもね。ボイスセラピストだし……でもなぁ〜」

「相方が、世紀の殺人鬼だからなぁ〜」

「良薬は口に苦しっていうだろう？」

「薬効成分よりも毒が強いってのもな〜」

「Fate/GOは、そんなゲームです」

「でも、グリムノーツは綺麗なゲームですので、ご安心ください」