「さて、とっととクリアしちまおうぜ?」
「……最後、GMが意地悪してそうね?」
「それは!?」
「あり得るな……もう、モンスターが居ないんだから、あとはトラップか?
一番ダメージでるのは?」
「落とし穴だな……
最高で42点でるから、ラストマスに仕掛けておくくらいはしてそうだな?」
「なんで、確信してるのかが理解できないんだけど?
そもそも『ランダム』だよ?
そんなに簡単に出るわけないじゃないか?
(偶然だが、100マス目に8mの落とし穴があるんだよなぁ)」
「10フィート棒って持ってきてたか?」
「そんなもんは無い。
オデットのグレソで代用すれば良い」
「嫌よ!」
「てんふぃーとぼうって何ですか?」
「そのまんま、10フィート(およそ3m)の棒だな。
昔は落とし穴探知の為のアイテムとして重宝してたんだがな?」
「まあ、現実問題として『スネア』や『鳴り子』くらいしか探知できないだろうという事になって、廃れていったんだ。
そもそも、重量スイッチだった場合。
棒の一撃で発動するのか?
って、ことだ」
「まあ、砂場の落とし穴じゃないんだからね」
「なるほど……じゃあ、慎重に行きますか?」
「それだと、間に合わん可能性が高いから普通に行こう。
ウィスプと俺が先頭。
真ん中にエンジェルで殿はオデットとエルリックで行くか」
「おk、異論はない」
「じゃ、ラストの進行を行きますね」
「うん……(さて、次回は久々に記憶チェックができそうだな)
ーー③⑤……
「事故らなかったわ!」
「事故っても、どうとでもなるけどね」
「そんな手段が!?」
「んー『ハズレ』ってわかってるからな」
「とりあえず、100のマスでトラップが発動するよ。
この場合は戦闘のランスロットだけか……
一応、知覚で振って良いよ」
「……やっぱりあったんじゃないか」
「完全ランダムだけど、無いとは言ってないよ?」
「言葉の魔術師ですね」
「単純に詐欺師のセリフって言うのよ?これ」
「知覚は弱いんだよなぁ……」
ーー97……
「落ちたわ」
「君が落ちてもつまんない」
ーー⚂……
「3✕5で15発」
「受けれる?」
「大地と張り合うなら、ダメージダイスを『アースクエイク』と同じにすんぞ?」
「OK、そのまま頂きます。
6点……かゆいくらいか?」
「あんただけだからな?
何mの穴?」
「8mだな」
「ロープあったわよね?」
「10mはあるから、余裕だろ?
登攀判定いる?」
「もう、良いですよ。
どうせ、BOSS前の余興だし」
「余興でも、引っかかる方は大変なんだぞ?」
「でも本当に『罠に全部ハマった』ことになるんですね」
「100マスダンジョン……もうちょい、改良の余地があるんじゃないか?」
「だから、ライト版だからね?
いつか、本物を体験させてやる!!」
「ダンジョンは、リプレイでは敬遠されがちだからなぁ」
「く、いつか読み応えあるダンジョンRPGのリプレイを作ってやる!!」
「安田均御大のD&Dのリプレイをディスるのか?
勇気あんなぁ」
「AT&Tのドラゴンズヘブンも大好きだよ!?」
「なんの話よ?」
ーー次回、ラスボス!
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