TRPGはじめて物語

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艦これ? おるたなてぃぶ!

2017年01月05日 03時21分01秒 | 艦これ? おるたなてぃぶ!

「駄目でした……」

「これで3人目か……因果関係としては十分だ……な」

「なんなんすか?あいつ!『自分のことは天才と呼べ』『私以外に天才はいるまい?』とか、口開くたびに天才天才って!

挙句に、やつの独房の左右に入っていた奴は数日でノイローゼにかかって医療刑務所行き!

接触できるわけないのに……」

「双極子統一理論による科学体系の再構築と疑似モノポール……」

「な、なんです?」

「奴がノーベル賞を蹴ったときの受賞論文だ……超簡単に話すと双極子というものを、そういう特性を持った一つの極……モノポールとして扱うって理論だ……

その理屈で物理、化学を再編纂……いや、再構築して新物理学を作り上げた天才……

IQだけで言ったら240を超えるらしいが……

本物の天才……

それが、ハル・ボーエンだ……」

「なんで、そんな奴が日本の独房に入ってるんですか?」

「シンクロトロンを物理的にハッキングしたそうだ……」

「……それは、バカなんじゃないんですか?」

「言っとくが、ヤツを逮捕できたのは事後で……

ホテルの一室で悦に浸って紅茶を啜ってるところを踏み込んだ上に……

捜査官共に『遅い』と言い放ったからな?」

「……え?じゃ、どういうことですか?」

「知るか!

今だって、こんな静かなのにドキドキだよ!?

隣の房の奴がノイローゼで倒れる?

その程度で良かったじゃないか!

実害を受ける俺達の心配をしろよ!

いいか!

今……この刑務所には信管剥き出しの核弾頭があると思え!

少しでも、おかしなことがーー」

(SE:12.7mmっぽい砲撃音)

「!」

「あははっは!ハジマタ!始まってくれたぁ!」

「衛生兵来てくれ!署長が『切れた』!」


「意外と……脆いね」

「博士が何かやったんじゃない?

……やりすぎてなきゃいいけど……」

「あの男の辞書にやり過ぎの文字はない。

やるんだったら……『徹底的』にだ!」

「じゃ、行こうか……マックス」

「ああ、レーベ……」



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