Fate/Grand Order

「型月の全てのゲームに言えるんだけど……」

「どうしたんです？」

「全部ノベルゲームだからさ、話を面白いと思ってくれないと、面白さが分からないんだよなぁ……」

「いきなり、何を言ってるんですか！

FGOはRPGですよ！？」

「ゲームシステムは、既存のスマホゲームと変わらないよ？

でも、世界２位の売上を誇っている理由は、物語性だからね？

だから、海外に輸出しても……ユーザーが付くかどうか……」

「じゃあ、失敗すると？」

「裾野が広くなる分、儲けはあると思うけど……

ポケモンGOのような、世界的なブームメントは起こせないかもなぁ……

つーか、どんだけみんなガチャ回してるんだ？」

「先輩だって課金勢ですよね」

「小遣程度だよ……引きが良いんで、サーヴァントはそこそこ揃ってるけどね」

「確かに、単発も１０連でも狙ったサーヴァントは、確実に揃えていますね……」

「今後はどうか分からないけど、フレンドに頼らなくても、そこそこ戦える戦力になってるよ……

スキルとか聖杯使ってないけどね」

「土方さんのレベルキャップが外れて、レベル上げしてますよね？」

「うん？

ああ、性能的に気に入ったんで、レベル１００第一号になってもらう事にした……絆レベルも上げて、浅葱色の羽織の礼装を付けたいな！」

「こんなに可愛い女の子がいっぱいのゲームで、男性サーヴァントに……」

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「うーん……名誉のために弁護すれば……

バーサーカー、シールダー、ルーラー、アヴェンジャーに聖杯使うのがゲームシステム的に定石だと思うんだけどなぁ……」

「……私は、LV90で止まってるわよ？」

「レベルカンストしてるだけ、愛はあると思うけど？

新宿のアラフォーは、最終再臨で止まってるよ？」

「……ふぅん……」