TRPGはじめて物語

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誰其彼怪奇譚

2017年02月07日 14時58分26秒 | 妄想TRPGリプレイ

「さて、と今回のゲームを説明します。

依頼された怪異を見つけ出して、夢枕十三の記憶を取り戻すこと。

情報は、3つで怪異(妖)の音と匂いと気配がわかって

第一の戦闘があって

真実が明らかになる。

そして、怪異の正体と異界で戦って

終幕とこの流れは、ルールブックに書いてある」

「結構、きっちりとしてるのね……」

「今回はこれに沿って、僕と君で対決するんだ」

「ええ!?

どうやって?」

「まず、お互いは相手にわからないように

『明らかになる真実』を作成する

「つまり、この事件の真相ね」

「そう。

それを踏まえてお互い『妖の音、妖の匂い、妖の気配』を決定する情報を3つ作る。

まあ、例はルールブックを見てくれればいいよ。

難しければ、聞いてくれて構わないよ」

「む、難しそう……」

「ま、これもゲームだから。

で、3回ずつ情報収集を行います。

その判定値の高い方に1ポイント入って、ポイントが高い方の真相が、採用されます」

「情報収集判定で対決するのね」

「まあ、そうですね。

僕は……まあ、一人で作れると思うので、花妹のデッキを作るのを手伝いましょう」

「お願いします」


「まずは、真相ね……

ルールブックに載ってるトピックは

『何年前/何日前』

『季節』

『月』

『日付け』

『現代の暦』

『行事』

『太陽』

『現代の時刻』

『時の鐘』

『誰が』

『誰に』

『何をorどのように』

『どうした』

『そして』

……半分が時間ね……」

「『誰が』から決めていこうか、時間的なものは、どうとでもなるし……」

「わかったわ。

『誰が』は、捨てられた遊女かしら?

名前はどうしようかしら?」

「さ、どうぞ」

「あ、サイコロ」(笑)

ーー⚃⚃⚁……

ーー⚁……(女性名前表を振っている)

「雪ね」

「源氏名だから、そこから捻って」

「雪からひねる?

……しらゆき?」

「いいね!

女郎『白雪』が……が『誰が』に入るっと」

「『誰に』は『夢枕十三』ね」

「そうだね、そこは合わせようか……次は『何をorどのようにした』は?」

「『しらゆきを捨てようとした』かしらね」

「それは『夢枕十三』がだね」

「あ、そうか『しらゆき』が『十三』に何をしたか!」

「そういうこと」

「『記憶を奪った』よね?」

「そうだね

(僕は小説のネタを奪ったことにしよう)」

「『どうした』かぁ……あ、こっちが『記憶を奪った』のほうかな?」

「ん?……ああ、そうみたいだね?

『何を』というより、ここは動機みたいだね」

「うーん、命じゃなくて奪いたい記憶ってなんだろう?」

「最初の話だと化け猫に奪われてるんだよね?」

「あ!そうか、自分が妖怪であることを知られたしらゆきが、その記憶を消すために配下の妖怪に記憶を消さしたんだ!」

「ほう!すでに人外だったと!

ユニークだね!

憑神使いや術者がいるんだから、妖怪変化の類がいてもいいかもね……」

「『そして』ね……まあ〜配下の妖怪が記憶を消した。ね!」

「なかなか、伝奇っぽくなってきたじゃないか……

大ボスが101匹の猫を引き連れた猫又じゃないことを祈るよ。

(妖怪変化案は面白いなぁ……じゃあ、僕は『彼の生み出した妖怪』にしようかな……で、彼女が彼の記憶から逃げだした。……なぜ?彼が他の小説を書き出したため。そして、その小説を書かせないために、記憶とネタ帳を奪ったことにしよう!)

よし、じゃあ情報を3つ決めようか?」

「しらゆきに関することになるのかしら?

音、匂い、気配かぁ」

「そこにこだわらなくていいよ……どっちかというと、僕達も『しらゆきが妖怪である』ことを知るようにすれば、自ずと彼女のほうから現れるよ」

「そうね……

ん〜『彼女のいた宿』『出身地』『挙動』かしら?

そういえば、日本に雪の妖怪がいたわね……」

「雪娘のことだね。

あれも『雪女郎』って呼ばれることもある妖怪だ」

「そうなんだ……『十三贔屓の宿を探し当てて』『しらゆきの出身が雪国だったこと』」

「『十三と同郷で以前からの知り合いだったようだ』とかもいいね。

雪女は、吹雪の小屋の中で『私のことは誰にも話さない』という約束をして別れてるからね」

「話すとどうなるの?殺されるの?」

「後日、嫁として雪女が近づいてきて、子供までできるんだけど、うっかり男が嫁(雪女)に『昔雪女にあった』ことを話してしまうんだよ。

そうしたら、子供残して姿を消す」

「おわり?」

「おしまい」

「じゃあ、贔屓の女を変えて、変えた女に雪女にあった事を言っちゃったってことにしようかな?」

「なるほど、本人じゃなくて、他の人に言ったのか……だから、記憶を奪っていったと……

さて、それでどう妖と遭遇しようか?」

「雪とともに現れて、私達の記憶を奪おうと、雪を目に詰めて来るっていうのは?」

「……それは、違う妖怪だけども……まあ、いいか!

そういう流れで行こうか?」

「兄様は、私のを作ってる間にサラサラっと書いちゃいましたね……」

「ま、こっからどう演出されるかは、このーー

「?」

トランプ次第!」

「!?」


「結構、テンプレートがしっかりしてるわね」

「だから、ソロプレイをやろうという気になったんだろ?」

「この段階でも十分楽しめるけど、もうひとネタあるみたいだね」

「あいつ……トランプ持ってた逆手に『サタスペ』もってたぞ?」

「使うんじゃないかな?」

「サタスペ?」

「ああ、機会があったら話すよ……」

「興味が尽きないわね!」



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