依頼された怪異を見つけ出して、夢枕十三の記憶を取り戻すこと。
情報は、3つで怪異(妖)の音と匂いと気配がわかって
第一の戦闘があって
真実が明らかになる。
そして、怪異の正体と異界で戦って
終幕とこの流れは、ルールブックに書いてある」
どうやって?」
『明らかになる真実』を作成する」
それを踏まえてお互い『妖の音、妖の匂い、妖の気配』を決定する情報を3つ作る。
まあ、例はルールブックを見てくれればいいよ。
難しければ、聞いてくれて構わないよ」
で、3回ずつ情報収集を行います。
その判定値の高い方に1ポイント入って、ポイントが高い方の真相が、採用されます」
僕は……まあ、一人で作れると思うので、花妹のデッキを作るのを手伝いましょう」
ルールブックに載ってるトピックは
『何年前/何日前』
『季節』
『月』
『日付け』
『現代の暦』
『行事』
『太陽』
『現代の時刻』
『時の鐘』
『誰が』
『誰に』
『何をorどのように』
『どうした』
『そして』
……半分が時間ね……」
「『誰が』から決めていこうか、時間的なものは、どうとでもなるし……」
『誰が』は、捨てられた遊女かしら?
名前はどうしようかしら?」
ーー⚃⚃⚁……
ーー⚁……(女性名前表を振っている)
……しらゆき?」
女郎『白雪』が……が『誰が』に入るっと」
「そうだね、そこは合わせようか……次は『何をorどのようにした』は?」
(僕は小説のネタを奪ったことにしよう)」
「『どうした』かぁ……あ、こっちが『記憶を奪った』のほうかな?」
『何を』というより、ここは動機みたいだね」
「あ!そうか、自分が妖怪であることを知られたしらゆきが、その記憶を消すために配下の妖怪に記憶を消さしたんだ!」
ユニークだね!
憑神使いや術者がいるんだから、妖怪変化の類がいてもいいかもね……」
大ボスが101匹の猫を引き連れた猫又じゃないことを祈るよ。
(妖怪変化案は面白いなぁ……じゃあ、僕は『彼の生み出した妖怪』にしようかな……で、彼女が彼の記憶から逃げだした。……なぜ?彼が他の小説を書き出したため。そして、その小説を書かせないために、記憶とネタ帳を奪ったことにしよう!)
よし、じゃあ情報を3つ決めようか?」
音、匂い、気配かぁ」
「そこにこだわらなくていいよ……どっちかというと、僕達も『しらゆきが妖怪である』ことを知るようにすれば、自ずと彼女のほうから現れるよ」
ん〜『彼女のいた宿』『出身地』『挙動』かしら?
そういえば、日本に雪の妖怪がいたわね……」
あれも『雪女郎』って呼ばれることもある妖怪だ」
「そうなんだ……『十三贔屓の宿を探し当てて』『しらゆきの出身が雪国だったこと』」
「『十三と同郷で以前からの知り合いだったようだ』とかもいいね。
雪女は、吹雪の小屋の中で『私のことは誰にも話さない』という約束をして別れてるからね」
「後日、嫁として雪女が近づいてきて、子供までできるんだけど、うっかり男が嫁(雪女)に『昔雪女にあった』ことを話してしまうんだよ。
そうしたら、子供残して姿を消す」
「じゃあ、贔屓の女を変えて、変えた女に雪女にあった事を言っちゃったってことにしようかな?」
「なるほど、本人じゃなくて、他の人に言ったのか……だから、記憶を奪っていったと……
さて、それでどう妖と遭遇しようか?」
「雪とともに現れて、私達の記憶を奪おうと、雪を目に詰めて来るっていうのは?」
そういう流れで行こうか?」
「兄様は、私のを作ってる間にサラサラっと書いちゃいましたね……」
「この段階でも十分楽しめるけど、もうひとネタあるみたいだね」
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