「やっぱり、朝鮮半島の非核化のためには、中国に動いてもらうしかないなぁ」
「それは、経済制裁ですか?そんなことが意味のないことはわかりきってるじゃないですか」
「いや、それだと非核化にならない。ぶっちゃけ、核兵器を使うことに『呵責』のない人達にそもそも抑止力の話をしても意味ないだろうし……大韓民国にも言えるのですがね……」
「北朝鮮を引き取ってもらって、北朝鮮の核兵器を管理してもらう。そのための工作資金をアメリカと日本が出す」
「すでに中国は、核兵器を持ってるし、一発二発増えても同じことだし、この策の良いところは、朝鮮半島の摩擦が一つ減る(まあ、あといくつか利点はあるけど……『日本』と『アメリカ』にあんまりデメリットがない)工作にどれくらいかかるか判らないけど、布石だけでも牽制になるしね」
「そ、それは北朝鮮に国家としての主権を放棄させるってことですか?」
「最終的にはね。でも、速攻性は無くていいと思いますね。自治を認めて金正恩第一書記に自治を委ねればいい。中国の属国なら自由に中国国内で経済活動もできるし、人道支援も容易になるだろうしね」
「中国が一瞬でも『やってもいい』と思わせることが、この策の骨子なのですよ。そのために『費用全持ち』を提案してるんですから」
「北朝鮮にとって、中国が絶対の味方じゃないってことをわからせれば、民族的プライドの高い人達だし、なんらかのリアクションを取るんじゃないかなぁ〜と……まあ戯言ですから、気にしないでください。優秀な朝鮮民族が、まさか中国の手下になるようなことは無い筈ですし」
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