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北朝鮮と核ミサイル

2016年10月11日 11時38分51秒 | よた話

「やっぱり、朝鮮半島の非核化のためには、中国に動いてもらうしかないなぁ」

「それは、経済制裁ですか?そんなことが意味のないことはわかりきってるじゃないですか」

「いや、それだと非核化にならない。ぶっちゃけ、核兵器を使うことに『呵責』のない人達にそもそも抑止力の話をしても意味ないだろうし……大韓民国にも言えるのですがね……」

「……?じゃあ、中国に何してもらうんですか?」

「北朝鮮を引き取ってもらって、北朝鮮の核兵器を管理してもらう。そのための工作資金をアメリカと日本が出す」

「え?」

「すでに中国は、核兵器を持ってるし、一発二発増えても同じことだし、この策の良いところは、朝鮮半島の摩擦が一つ減る(まあ、あといくつか利点はあるけど……『日本』と『アメリカ』にあんまりデメリットがない)工作にどれくらいかかるか判らないけど、布石だけでも牽制になるしね」

「そ、それは北朝鮮に国家としての主権を放棄させるってことですか?」

「最終的にはね。でも、速攻性は無くていいと思いますね。自治を認めて金正恩第一書記に自治を委ねればいい。中国の属国なら自由に中国国内で経済活動もできるし、人道支援も容易になるだろうしね」

「でも、中国がリスクのあることをしますか?」

「中国が一瞬でも『やってもいい』と思わせることが、この策の骨子なのですよ。そのために『費用全持ち』を提案してるんですから」

「それは、どういうことですか?」

「北朝鮮にとって、中国が絶対の味方じゃないってことをわからせれば、民族的プライドの高い人達だし、なんらかのリアクションを取るんじゃないかなぁ〜と……まあ戯言ですから、気にしないでください。優秀な朝鮮民族が、まさか中国の手下になるようなことは無い筈ですし」

「……戯言ですか?」

「なんの力もない言葉ですよ」

「……」


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