北朝鮮は世界的脅威

「何度もいうけど、北朝鮮の核弾頭を放っておくのは、世界を更なる混乱に晒すことになる。

使うことに何の呵責も覚えない朝鮮人は、核を拡散することに躊躇しないだろう。

今でこそ、制裁で物流を断っているから流出はしてないが……

もし、対話で譲歩して、貿易再開なんてことになったら、半島の核がテロ組織に渡る可能性は低くないだろう。

朝鮮人よりもモラルのないテロリスト達が『自爆テロ』で核弾頭を使う。

もしくは、紛争地で呵責なく使うことは想像に難くない。

その未曾有の混乱を引き起こさないために、圧力で北朝鮮を抑える必要がある」

「北朝鮮の挑発行為はすべて外的圧力に対してである。

追い込まれれば、鼠さえ猫を噛む。

『必要以上』の圧力は、北朝鮮を硬化させて、平和的な解決を困難にしている。

現状がまさにそうである。

対話によって、彼らの頑なさを軟化させることで、極東アジアの平和を担保することが寛容である。

北の核兵器は、露中によって制御されている。

テロ組織が北朝鮮の核兵器を使うことはない！」

「キーワードは、テロと必要以上の圧力ですかね」

「暴発させても良いことはないぞ？

第三次世界大戦でも始める気か？」

「それはあと３年待ってください」

「……やる気満々か？」

「防衛体制が整うのに、それくらいかかるという事です。

そもそもな話をするなら……

日本は、神州を守ることができれば、外的野心はありません。

大東亜共栄圏ってのは、アジアが手を取り、西欧列強に打ち克つ政策です。

当時の帝国主義。植民地政策に対抗するための戦略です。

結局、準備不足で実現はできませんでしたが……

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開放した植民地に物資を落とし過ぎた。

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現在、中国とロシア、アフリカの数ヶ国以外は、侵略の意思を持っていないし、アジアもそれなりに独立した国家に成長しているので、日本は日本を守る戦力さえあればいいんです。

中露の軍事大国に対抗するので『必然的』に強大な軍を持つことになりますが……？」

「……むう、返ってきたか」

「返しましたよ？

必要以上？

違います。これだけの戦力が北朝鮮とその背後の支援国を牽制するために必要ということです。

最近は、韓国もそっちに行きそうなんで、空母を追加するんですが……

これで足ります？」

「……足らないなぁ……もう、３艦隊……もしくは日本に前衛基地が必要……うん、基地は『ある』……か？

むう、確かに充分な戦力だ……全面戦争は無理でも『圧力』には、充分な戦力ではある。

……そうなると、北朝鮮の動きのほうが異常だ……

露中による制御を離れつつあるように……見えなくはないな」

「そういうことです。

対話？

無駄な時間ですね。

連中は、制裁と圧力で屈服させないと言う事を聴かないじゃないですか！」