「どうも、高樹沙耶女史は、シャーマニズムに傾倒してたみたいだね」
「アボリジニの文化は、どっちかというと物質文明と言うよりかは、精神文明……より、心霊に近いからね。多分こちら側かと記憶してる。益戸育江さんはアボリジニの文化に感銘を受けてたみたいなんでね」
ベラドンナはアルカロイド系毒薬であり、量を間違わなければ薬にもなる。魔女の軟膏の材料だったりする。
ケシの実は、アヘンの原材料なんだけど、料理の材料になったりしてる。アンパンの薬味とかね。
コカの葉は、コカインの材料。そして、ヒキコモリの必需品のコカ・コーラの材料になってい『た』伝説のある植物」
「もちろん、分量を誤れば人を殺せるものばかりだけど、分量を注意すれば薬にもなる。彼女もそれが言いたかったのかもしれないけど……それは『知識』が伴って初めて『善』になる。独善的な妄想は身を滅ぼす……ま、その見本になったってことだね」
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