あびす・し〜か〜ず

「と、言う訳で六門世界で『ふしぎなダンジョン』を遊ぼう」

「メルラルズやれ」

「ご尤もだけど、あれを普通に遊んだら

アンダータウン・サードあたりでガチャ沼やりだすだろう？」

「なにそれ？」

「メルラルズのシステム的な欠陥なんだが……

6000Gくらいで最高レアリティのマジックアイテム福袋があって

その頃の財力があれば、これが結構買い占められるんだ……

そんでもって、50％くらいの確率で30000Gのアイテムが出るんで

それを売って、えんえんと欲しいアイテム出るまで福袋を回すという荒業ができるんだ」

「うわぁ」

「コンピュータゲームなら、まだしも

TRPGは、処理を人がやるからなぁ〜」

「したくないんで、メルラルズはちょっとね。

あと、SNEの同人コンプラにも引っかかりそうだから

自作の無限ダンジョンをやってもらうよ」

「どんなん？」

「モンスターメイカーを使う」

「また、けったいなものを持ち出すなぁ〜」

「フロアーポイントによって、捜索の難易度が違ったり

時間経過を設定する。

で

行って帰ってくるまでをやって、カード数の多いほど良いアイテムが手に入るか財宝ガチャ仕様」

「ルールはできてるの？」

「現在調整中

一応、初代の『モンスターメイカー』だけでできるようにしたいな」

「ドラゴン……出てくるよな？」

「1匹ならなんとかなるよ……たぶん」

「ま、まあドラゴンも1レベルがあるゲームだし

やってみないとなぁ？」

「ふ、不安しかない！！」