生い立ち→職種→職業を決めて、それに従って、財布と住居を決める。
生い立ち、職業から技能を拾って……
職業ごとのアイテム取得……
ね?必要ないでしょ?」
「へえ、今までプレイヤーが決めていた生い立ちが決まるのね……」
じゃ、振っておこうか……」
ーー⚁は?」
ーー⚁……あ、農民だ」
「(悪意を感じるな……)え?……ああ、漁師とか郷士とかがいるよ。
この時代、一応身分階級では2番目だけど……土地に縛られているし、町民ほど自由はないんだよね……」
「男女の格差があるからね。とは言っても、農村はそうそう大きな差があるとは言い難いなぁ……」
ーー⚄……は、あれ大道芸人だ?」
「あ、そうか江戸が舞台だから江戸に来るまでの設定を決めてるんだな!」
「あ、そうなんだ……てっきり牧歌的な雰囲気で農村プレイになるかと思ったわ。
私は〜⚄……あれ?」
「……大道芸人……?ちなみに遊び人とか芸者とかあったんだけどね……じゃ、職業を決めるかな?
ーー⚁……狐舞?
何だろこれ……あとで確認しよう」
「ちょーっとまってね……ちゃんとその辺の資料がついてるんだな!
時代考証知らなくても、ちゃんとプレイできる!
これがルールブックだよね!」
狐のお面を付けて、縁起のいい踊りを踊って練り歩くみたい。
ああーお正月に遊女たちに抱きつきに行く職業みたい」
「まあ、昭和初期っくらいまで性に対してほとんど規制されていない。
特に江戸は女性が少ないんでね……そういう施設は重宝したし……
きちんとした制度化されたビジネスだったんだよ」
「……吉原から外出するってことは無かったみたいだけど……年季が上がれば年金貰って家に帰れたし、器量が良ければ大店に身請けだってされたんだよ。
人権的にどうこうというのはこの際置いといて、暴力に訴えたりなんてことはほとんどなかったらしい」
「ふーん……うーん……でも、そんなところでうら若き女性が踊るってちょっと抵抗があるわ」
「あ、うら若きなんだね……でも、顔は隠れているし、肌は一切出さないし、声もない。踊るだけなら、性別はわかんないよ……?」
「みたいだね……神楽に近いのかもしれないけど……吉原の風物詩みたいだね……普通の狐面じゃないみたいだね……」
「これは、神楽に近いけど……女性ならこういう華やかな千早で踊ったのかもね……」
……でも、売春宿で踊るのはちょっと……」
ああ、そうかそういうイメージだったのか……
吉原って確かにそういう宿もあるけど……基本的には『街』だから路地でなんか売ったりしてたよ?」
あ、ちなみにお店によって格式とかもあってね。
一見さんお断りだったみたいよ?」
ラ・ピュセルの反面英霊さん……」
でも、危ないなぁ……兄弟ってところで、あいつのことだから、親子って言い出さないか心配だったよ……」
「19歳の娘の親なら……40代か……棺桶に足突っ込んどるな……
冒険はできねえや」
「神楽に似たような芸能ってことで、処女性を残したかったんじゃないか?」
Wikipediaで多少詳しく載ってるよ……」
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