個人でミサイル攻撃に報復することは犯罪です。

「提督！

この発言は不味いですよ！」

「わかってて言ってんの。

トップページから、概要文を読まないとわからない仕組みになってるのを逆手に取ってるんだから！

でも、本心だからね？」

「確かに……でも、これはテロリストの発想でしょう？

提督の敬愛してやまないヤン・ウェンリーもーー

『テロと神秘主義が時代を健全に導く事はない』って言ってますし……」

「だから、冗談めかしく、カッコワライを付けてるんじゃないか？

国の制裁が生ぬるいから、北が挑発を辞めないんだ……

そもそも、在留資格を持つだけの在日朝鮮人は憲法的に『国民』とは認められないんだから、本格的に敵対している今日では、国外退去を命令しても批難を浴びる言われはないよ？

ちなみに在日韓国人も同様だからね？

竹島侵略を日本人は忘れてないよ？」

「……根の深い問題なのは、わかります。

でも、提督が危ない橋を渡ることはないと思います」

「『目には目を歯には歯を』の理屈ならーー

韓国に対しては、捏造史観をーー

中国には、不当逮捕をーー

北朝鮮に対しては、ミサイルを撃っていいことになるな？

やられた事を『等倍』で返すとこうなるんだが？

なら、僕個人の行動なんて、北朝鮮の行うことへの報復としては弱いもんだ」

「犯罪者の屁理屈ですよ……

民主主義は、こういった対応が遅いのは知っているでしょう？」

「知っていて、やきもきしてるんだよ……

『もりかけ』問題の前なら、もっと独善的にできたんだろうけど……

今考えると、マスコミはこれを知っていて、なりふり構わず政府を攻撃したのかもしれないな……」

「タイミングがドンピシャですもんね……

あ！

こういう時こそ、いつもの遊びを！

２４時間テレビで２２億の広告収入を得たテレビ局やその番組に出資した企業に電凸を！」

「遊びとは失礼な」

「仕事では無いのでしょう？」

「趣味と言ってくれたまえ、より格調高く！」

「これほど、悪趣味はないと思いますよ？」