TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

銃犬。〜海上都市ルルイエ

2017年01月11日 16時54分38秒 | 妄想TRPGリプレイ

「1日目 深夜」

「詰め所の扉の前に来たよ……」

「さすがにてっぺん回った?

「回った」

「あと、4時間くらいで早朝ってところか……

うわものの偵察くらいは終わらせたいな……

つーか、人がいるのか?」

「わからないわ」

「やはり、技術屋は駄目ね」

「うるせー、紐医者!」

「パタリロだな!」


文庫版の何巻だったかなぁ?


「扉があるのね」

「うい」

「じゃあ、とっとと入ろう!」

「じゃぁーー」

「窓を破ってみます!」

「へ?」

「窓を破って、大きな音を鳴らします。

この音で中の様子を伺います。

寝てれば、起きますが……

相手がプロなら、奇襲を受けたらおそらく場所を移動するはず……」

「あ、ああそれはそうだけど……」

「じゃあ、窓を破って侵入します!」

「ガシャーンという大きな音が鳴るよ。

そして、けたたましいサイレンが鳴り響く!」

「……警報機が生きてるのか?

GM!施設の見取り図を検索する!

ーー㉚⑥……!

よし、成功!

連中のスマホにデータ転送!」

「警報を止めましょう……」

「施設は3階建て、3階は宿舎になってて、1階は倉庫になってるようです。

情報室みたいなところは2階ですね」

「……人の反応は?」

「無いよ……あってもわからないでしょ?」

「銃を構えて……突撃!」

「……あ、そうか……」

「俺も思い出した……」

「彼女はジャンヌ・ダルクだったんだっけ……」


「失礼な」

「君は、突貫娘だったじゃないか……

火力で制圧するタイプ……

でも……なんで窓から?」

「正面から入る意味がないから……

と、深夜の奇襲……敵は逃げられない……

なら、下手に長引かせるより、手っ取り早いかと思って!」

「判断はどうかと思うけど……」

「あと、罠にはひっかかってほしいんでしょ?」

「へ?あ、うん……」

「なら、あの扉に仕掛けるのが……

一番、引っかかりやすいわよね?」

「……」

「その沈黙は、肯定ね……

まったく、性格が悪いんだから〜!」

「君には、負けるよ……」



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