(もっきゅもっきゅ)
(わなわな……)
「ん?どうした、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして?」
「なんで、あんたがこんな所に居るのよ!」
「鈍いやつだな……
私がここに居るということは『喚ばれた』からに決まってるだろう?」
「『喚ばれた』?
だって、プレゼント☆4サーヴァントは剣ディル貰うとか言ってたじゃない?」
「やはり、最優のセイバーである私のほうがいい。
と言うことなのだろうな……
すまんな、人気者で」
「何が最優よ!
あんたなんかより、ランスロのほうがレアリティサギとか言われてるじゃない!」
「ふ……」
「……なによ」
「何も最優=性能という訳でもないだろう?
人気もまた、一つのバロメーターだ……
『ヒロイン』としての隠しようの無いカリスマは、不可抗力というものだ」
「何がヒロインよ!
霊衣開放されてもいないくせに!」
「それくらいのアドバンテージはくれてやろう。
私はこれから銀幕にも進出するからな……」
「敵役じゃない!」
「それでも、デビュウはデビュウだ……
羨ましかろ?」
「くぅぅ!
邪竜百年戦争を銀幕に出すわよ!」
「貴様は『贋作英霊』だろう?
OVAどころか、ドラマCDで充分じゃないか?」
「この冷血女!」
「やるか?突撃女!」
(マイルームから響く破壊音)
「……おい、剣ディルはどーした?」
「うん、ま、こっちの方がネタになるかなぁ……と」
「その為だけにわざわざ☆4プレゼントを費やしたのか?」
「……いいじゃないか」
「お前がいいなら、良いけど……」
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