TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

Fate/Grand Order singularity:X

2016年12月27日 07時37分36秒 | FGO singularity:X

 人類焼却による一年の空白を埋めるために、魔術協会から偉い人たちが来ることになった。

 もろもろの準備があるため、僕こと高藤真実也は、1週間程の休暇……二一〇時間ほどの自由時間を得ることができた。

 今まで、一年以上の拘束を考えると、こんな長い時間の自由を手にすることを想像もしていなかった。

 どうにも、暇を持て余している僕に、カルデアの召喚英霊レオナルド・ダ・ヴィンチ……美の奉仕者にして信奉者ゆえに自身の霊基を弄って、モナ・リザ然とした美女に変貌した。

 彼女に「やることないなら表に出てな」と日曜日の男親のようにカルデアから追い出されてしまった。

 外にいても、やることはないのは変わらない。

 ので、しょうがなく。

 里帰り……いや、もともと住んでいた場所に……

 懐かしきブロウン館に帰ることにしたのである。

 行きと同様に、ローズ商会に連絡を取って、移動手段を確保してもらった。

 いろいろと冷やかされもしたが、程なくロンドンまでの足を確保し、僕は帰路につくことにした。

 行きと違うのは……

 「先輩は倫敦に住んでいたんですか?」

 「郊外だけどね」

 僕と契約したデミサーヴァント……

 マシュ・キリエライトと一緒だということだ……

 この旅路が、まさかグランドオーダーと変わらない冒険になることを……

 僕は、まだ知らない……



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