TRPGはじめて物語

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麒麟がくる

2020年01月26日 18時48分04秒 | 映画・ドラマ

「一応、蝮殿は槍と鉄砲の達人つー触れ込みだから、鉄砲に興味を持つのは不思議じゃないし、まあ、かの御仁なら孫子くらい諳んじられても不思議じゃないが……

出てくるたんびにキャラ付けがわざとらしくて、辟易するのー」

「文句しかないんですか?」

「数珠持って、孫子を読むくらいなら、毘沙門天に祈念したほうが、よっぽど元僧侶らしいわい!」

「あーそういう設定もありましたっけ」

「そもそも、孫子なんて実践してたら天下布武とか言ってられんからね?

まだ、方丈記の方が実利があるわい」

「そんなもんなんですか?」

「日本と中国の広さを比べてみい。

同じ川でも黄河や長江のある大陸と急流や山の多い日本では、戦術の組み立て方が違うわい!

まあ、その辺はコーエーの『三国志』と『信長の野望』でもやれば、嫌でもわかるじゃろ」

「いきなり、説明を放棄ですか!?」

「今回の文句はそこじゃなくて、道三の演技プランじゃからなー」

「また、脚本に文句ですか?」

「初回登場も槍の稽古……それも、室内で!?

まあ、槍の達人ということじゃから、室内でぶん回すのは良いが……

もう、何がしたいのやら……

運動不足だったら、おんもでやれ!」

「いや、それは思いましたけども……

長さ的には、室内用でしたけれども……」

「とにかく、道三のエピソード回収とキャラ立てが性急すぎて、何が伝えたいのかよくわからん。

主人公にも焦点を当てつつ、脇を固める道三を目立たせたいというのはわかるんじゃが……

超絶ナルシストな道三になっているのに違和感があるんじゃ」

「史実通りじゃないですか?

自分好きで息子に裏切られてますし」

「ナルシストって事は自惚れが強くて独裁的じゃよ?

下からの献策とか聞かんじゃろ?

少なくても、この斎藤道三は、その手のタイプじゃ」

「うーん……どうなんだろ?

確かに自己アピールが強い人ではありますよね」

「息子差し置いて、家臣の甥っ子を特別扱いすれば

そりゃ、義龍も裏切るわ」

「……義龍さん裏切ったのって、ノッブに美濃を譲ろうとしたからですよね?」

「わし、あのハゲより蝮に愛される自信は無いぞ?」

「このドラマではノッブじゃなくて『染谷将太』くんですよー」



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