局所重力制御より、気球と推進装置で十分じゃないか?」
ああ『魔法科高校の劣等生』ね……
面白いよねー
女の子はみんな可愛いし、司馬達也くんはカッコイイし!」
重力制御の理屈は数学的に証明されているものの……
局所的に制御するとしても、エネルギーは質点に準ずるから、人間の制御できるような力にはならないと思うぞ?
重力は弱い力だけど……
孤立した系の小さな力だから打ち消せる!
なんて、短絡な理屈なら……想像力が足りないんじゃないか?
おおよそ5✕10の24乗㎏……
その重力が1Gな訳なんだから……
当然、打ち消すためには、同質のエネルギーが必要なのは自明だろう?
なら、重力を振り払うほうがエネルギー的に簡単だろう?
単純なシステムでいいんだ……
気球と推進機……で十分じゃないか?」
重力を舐めるな!って話だよ。
1Gって伊達じゃないからな?
人間は身近な物ほど知らないことが多い。
空気と水は、まだまだ研究途上だし……
重力だって、ニュートンから始まった研究だ。
アインシュタインが問題を提起して、量子力学が回答を出そうと躍起になってるな最中だよ。
軽々に手を出していい自然現象じゃないってことだよ……」
(以下、高藤真実也の物理学持論)
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