対話？それやってどうなったか、歴史を振り返って考えてみろ！

「昨日、仕事場でミヤネ屋見てたんだけど、そこでヒラマサオリンピックの北朝鮮応援団の話題をやってて、そこでコメンテーターが『北朝鮮と対話しよう』みたいな事言ってて、呆れたんだ」

「なにやってんの？仕事しなよ……

ボクにその手の話をされてもわかんないよ？」

「まあ、座んなさい。

対話して、約束しても何回も覆されて、遂には核兵器を製造するに至ったわけだ。

日本も『頭の上』にミサイル飛ばされてんだよ。

対話して、支援した結果がこれなら、これ以上の対話が、どんな事態を生むかは、莫迦じゃなければ自明だろ？」

「う〜ん……確かに怖くはあるけど、圧力かけても同じじゃない？

これまでだって、かけてたわけだし……」

「中国とロシアが陰ながら支援してるけどな。

今は表立って韓国が支援してる。

圧力がザルなんだよ」

「そうなの？

というか、ことが二国間の問題じゃなくなってるんだね？」

「六カ国協議って聞いたことあるだろ？

それが、だいたい二派に別れてる感じかな？

日米ｖｓそれ以外っていう構図だけどね……

日本の右派は、戦争もやむ無しって言ってるけど、自前で血を流すつもりがないから言える事だよな」

「日本は憲法で戦争を禁じてるからね」

「……戦争はね？」

「はい？」

「制裁はできるんだよ？

北とは言わず、朝鮮の連中に対する嫌がらせに対する『制裁』はできるんだ。

これは、特に明記されていないから『武力』でも可能」

「へ、屁理屈だよ、それは！？」

「まあね。

でも、そもそも、最当事者が何もしないで、アメリカに流血を期待するのは調子良すぎないかな？

……ちなみに韓国はもう北に半分かた併合されてるから、最当事者が日本でも問題ないよね？」

「戦争しなくても、対話で……って、あ！？」

「今度、対話したら、次は日本が滅ぼされるよ？

僕は、亡国民になりたくは無いよ。

確かに戦争はしたくない……

ビアスの『悪魔の辞典』でも、最低な施政者が最悪な決断をした最低な結果〜みたいな事言ってるけど……

骰子は投げられてる。

北朝鮮が日本に向けて、何発もミサイルを打ち込んでる。

これに対して、武力で制裁しても、国際世論的には、何も言われないと思うよ？

いいかい？

もう、骰子は投げられてる……朝鮮から投げつけられてる。

クリーンヒットしてないけど、次は致命傷かもしれない。

国際法は、何枚重ねてもミサイルは防げない。

さて、僕たちはどうすれば良いんだろうね？」

「うう〜……」

「対話には、ミサイルが返ってきた。

なら、さ。

対話以外の解決法を『日本』が選択すべきじゃないかな？

アメリカが、同盟関係でいる間にね」