TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

偽典・ロードス島戦記

2019年10月19日 19時30分58秒 | 妄想TRPGリプレイ

「スキル石が2個か、せめて魔晶石なら使いようがあったんだけどなぁ」

「面目ありません」

「……GM、このスキル石売ったらどれくらいになる?

ちなみにロードスRPGのマジックアイテムは全部『時価』だからな?」

「確かに、ある意味でオリジナルアイテムですが……特技点1でしょ?

高くて、1〜2万じゃないかな?

D100✕D100で価格決める?」

「すごい!」

「いや、最大値で1万割るじゃないか!」

「あ!?ホントだ!」

「狡いわね……」

「9点の魔晶石は8100ガメルだっけ?」

「そんなもんですね」

「あんまり、良いものが拾えなかったな」

「仕方ないか……」


第6ターン

「と、言うわけでオレとウィルオーウィスプで強行するか」

「LPどうする?」

「何とかなるだろう?」

「私、ウィスプ先行させて、ここをもう一度捜索したい!」

「どこから、アンデットの増援が来ても知らないよ?」

「みんなとランスさんの後を追います」

「出目次第で、考えても良いけどね?」

ーー⑧⑦⑨⑥……30!!

「これで、76まで進めたか?」

「ラス1回で24はキツイぞ?」

「いや、そこまでは行けないな……

道の途中で鋼線が張られた廊下に躓いてーー14発」

「5発のダメージっと……

76まで、進めないって?」

「うん、さすがに

53の『ゾンビ18体』

72の『ゾンビ24体』……

合計『ゾンビ42体』は無視をさせられないかなぁっと」

「くおぉぉらぁぁぁ!

いくらなんでも、範囲攻撃無しでこの量は裁けないだろう?」

「知るか!ダイスに言えよ!!」

「……ふむ、GM。

コイツラのLPは何点だ?」

「全部振るのは、面倒だ……

サイコロの期待値で良いよ」

「端数は?」

「このゲームは、基本切り捨てだよ」

「……どうしたんです?」

「いやね?

ゾンビの生命点は[D10+5]で装甲値は2しかないんだよ」

「……じゃあ、うまく誘導して罠にかければ?」

「……労せず、全滅だな」

「え?でも、さっきのスケルトンは部屋から出てこなかったじゃないですか!!」

「多分、部屋の中にいた魔術師がコントロールしてたんだろ?

『部屋の中で敵を迎撃しろ』とかなんとか……

でも、今回のゾンビ共は、司令官が居ないからなぁ……

ちょうど行き道にいい感じの鉄鋼線があったなぁ」

「罠の回避は、出来なさそうよねぇ」

「仕方ないですよね!」

「GM、42回のダメージチェックしてみろよ?

一匹ぐらい生き残るかもよ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

……いや、期待値で沈んでおきます。でも、経験値には入りませんよ?」

「TRPGで目的達成以外の経験値を期待する奴はいないよ!」

「ごもっともですね」

「しかし、72で止まったか……後2ターン油断はできないな」

「期待値で22だから、ゴールは余裕ですけどね」

「でも、通常じゃ間に合わないから『強行』になる……

また、どこにモンスターが配置されてるかわからんから『油断できない』」

「ラスボスもいるしね」

「なるほど!油断せずに行きます!!」

「(……あとは、幻覚と暗闇とスケルトンか……)」

ーー次あたりダンジョンクリアされるかなぁ?



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