「いやぁ……好き勝手に生きてるつもりでも胃潰瘍ってなるんだなぁ」
「お?どーだった?」
「しばらく、集中した作業ができないから、今日は中止だって」
「なら、仕方ないわね」
「ん?ところでなんでソードワールドと六門世界のルールブックが出てるんだ?」
「ん?これか?」
「こっちは魔神王を倒さなくっちゃいけなくなってね。
その為のアイテムを貸してくれるってことなの?」
「なんで、ロードスじゃないの?
ソウルクラッシュ1択じゃね?」
「それが嫌だからってさ」
「ふうん……で、出されたのがソードワールドと六門世界?
楽勝じゃない?」
「そ~でもないのよ。
なんせ、魔法剣+3でも、15%くらいしか変わらないし……
魔法を覚えられる訳じゃないから、ディスインテグレートが使えるようになる訳じゃないし……」
「ん?
なんで、お前らがステゴロやる事になってんの?」
「?
私達が戦うことになってるからよ?」
「……ルールブックを使っていいんだろ?」
「ん?そうだけど??」
「ならゴーレムで良いんじゃね?
ミスリルゴーレム借りりゃいいじゃん」
「ん!?」
「え!?」
「魔法生物は、マジックアイテムと同じだよ?
アドベンチャーとか有りにしたら『最強魔獣』の最強魔法が使えるけど?」
「う、うん……確かに」
「も、モンスターを借りるという発想は無かったわ」
「お、お前、こう言う姑息な手を考えだしたら天才だな?」
「そんなに褒めんなよ」
「褒めてはいないんだけどね」
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