バルレッタ4日目、いよいよ2週間近くに渡ったイタリア旅行も最終日、明日はバルレッタからローマテルミニ駅まで
特急電車のフレッチャ・ロッサ(赤い矢)で移動、さらにフィウミチーノ空港まで悪名高い全席一等車、
ただし座席指定なしのレオナルド・エキスプレスで移動です。
ということで観光も今日が最後、体は連日の睡眠不足と歩き回りでもうくたくたですが、オストゥーニという町まで行ってみました。
・リベルタ広場
オストゥーニ観光の起点となる広場です。
以前はこの広場までイタリア国鉄の駅からバスが連絡していたんですが、現在はかなり離れた所に停留所が移動しており、
フリーの観光客にはちょっと敷居が高くなっている感じです。その所為もあるのかもしれませんが、
とにかくツアー客で溢れています。
・市庁舎とサンフランシスコ教会
リベルタ広場に面して市庁舎と教会が建っています。
・聖オロンゾの記念碑
広場の片隅には町の守護聖人である聖オロンゾの像を抱いた記念碑が建っています。
この広場から石畳の坂道を登って、町の一番高い所へ向かうとオストゥーニの大聖堂へとたどり着きます
■サンタ・マリア・アッスンタ(聖母被昇天)教会
・大聖堂のファザード
後期ゴシック様式のファザードです。2本の付け柱によって3分割されています。
・教会内部
ラテン十字のプランを持つ3身廊となっています。
・主祭壇
主祭壇には聖母被昇天の祭壇画が飾られ、左右には彫刻を施された聖歌隊の席が並んでいます。
・主祭壇の左側の祭壇
聖オロンツォ、聖ビアージョ、聖アゴスティーノの胸像が並ぶ祭壇です。この教会の内部ではもしかしたら
一番目立っているかもしれません。
・入り口横に残るフレスコ画
かなり剥離が進んでいますが、横にある解説によると聖十字架の再発見を描いているのだそうです。
・教会前の風景
大聖堂の前には、大きなアーチが掛かっており、絶好の撮影ポイントになっています。
BARやジェラテリアなどがあるので、休憩している観光客で溢れています。
・オストゥーニの風景
オストゥーニの旧市街は、漆喰で白く塗られた家並みや階段が広がり、思わず写真を撮りたくなる場所ばかりです。
ただ、丘の上に広がる町なので何処へ移動するにも結構な上り下りで、小生の左膝は悲鳴を上げています。
・オストゥーニを取り囲む建物
実はオストゥーニの旧市街は要塞のような造りになっています。町の中に入り込んで白い漆喰に塗られた
美しい家々を見ていると一切そんな感じは受けませんが、ひとたび旧市街からその周囲を取り囲んでいる
周回道路まで降りてくると、町全体が要塞の様な造りになっていることが良くわかります。
・オストゥーニの全景
たまたまオストゥーニの町からイタリア国鉄の駅までのバスの車窓からオストゥーニの全景が見えていたので
撮ってみました。車内からガラス越しなので車内の照明や窓の汚れなどが目立ちますが、貴重な一枚です。